登記の住所の漢字の字誤りを訂正する登記は?

問題の所在

お客様から連絡があり、取引信金へ追加借入の書類を提出したら、本店登記の住所の漢字が誤字があるので、登記を直してほしいと依頼あり。

 

結論

以下の通り:

・法人登記を「更正する」そう (*^^*)

・登記の漢字の誤りには、その原因に応じ、2通りあるよう:

1)申請者側のミス1 例 当時の申請書類上の字誤り

2)申請者側のミス2 例 登記と事実関係に不一致

→ 今回はもちろん 1)

・記載例は、以下の、横浜地方法務局のhpではヒットしない!

当事務所用)法人の 役員変更登記(特に重任)の申請書類のダンドリやひな型や記載例は?

そこで改めてググると、(法務局ではなく)法務省のhpがヒットする:

会社・法人の所在地の表記に誤り等がある場合の登記申請について

https://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00120.html

★ひな型ワードと記載例pdfがあり

★特に記載例はよくできていて、文中に適切な補足説明が記載されている。

ポイントは、

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1.添付書類
錯誤があることを証する書面 1通
(注)錯誤の内容によって,書面の内容が異なりますので,具体的には管轄の登記所に御相談ください。

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とある点。つまり、事前に予約して相談するよう明記されている!

理由

以下の記事が参考になる。 ★ここでも事前相談が勧奨されている。

登記内容に誤り発見!「更正登記」をする方法

登記内容に誤り発見!「更正登記」をする方法

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補足

今回の事例に引き直すと、用意するものは以下

★事前相談を含め1回の訪問で完了する前提。

★事前の電話でのやり取りで、前回の登記申請の際の議事録等の資料の持参を勧奨されたが、すでになく(あ、当該前回は当事務所は関与せず)

0 申請書
① 会社の実印
② 印鑑カード
③ 印鑑証明書 ★横浜法務局内でget可能

④ 社長様の個人の実印
⑤ 印鑑証明書 ★マイナカードがあれば、コンビニでgetできる
⑥ 念のため、マイナカード

⑦ 登録免許税 2万円(当日、この分の印紙を買う)
⑧ 誤植訂正が正しいと証明できる資料

⑨ 文具(現地で一回で完了したいため)
⑩ 定款
⑪ 登記(印刷した、最新版)