勘定科目内訳明細書で、役員が3名以上いたら、人ごとに役員報酬を最速で算出するには?
問題の所在
勘定科目内訳明細書では、役員ごとの報酬金額を記載する必要がある。
中小企業では、役員はせいぜい2名であることが多いため、給与ソフトで、賃金台帳メニューから、1名のトータル金額がわかれば、もう一人は差引で算出できるため、役員報酬a/cを細分化することはしない。
しかし、たとえば3名いる場合、途中に交代して実質、4名に細分化する必要がある。
- 総勘定元帳をcsv出力し、役員報酬をエクセルで細分化する
- 給与ソフトで個別に算出する
(→ただし、年末調整を基準に、暦年ベースで表示されるため、3月決算の会社だと、2✖4=8回、それを各々統合するのに4回で、計12回、手間がかかる。) - 試算表上、各人ごとに、役員報酬(A氏)a/c、役員報酬(B氏)a/c、と区分する
- 基本的に毎月定額なのであるから、エクセルで、月給✕12の算式で一人ずつ単純計算し、合計が試算表の役員報酬a/cに一致していたら、そのエクセル計算は正しい、として済ませる。
(→不一致だった、つまり昇給していたとしても、年1回であり、a円✕nか月+b円✕(12-nか月)の単純計算で済む
結論
上の4.が手早い。
補足
何でもかんでもデジタル的に処理しようとしないこと。あくまで省力化が優先。
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