ロジクールマウスM570の、トラックボールの回転当りの移動距離を長くするコツは?
問題の所在
ロジクールM570と通常のマウスを比較すると、
- 画面を動かす
→ホイールボタンがあり、それでスクロールするのは、通常のマウスと同じです。 - マウスのポインター(矢印、先)をパソコン画面上で移動させる
→通常のマウスの場合には二の腕を動かしますが、M570では、ボールを親指で回して動かします。
下の点が、通常のマウスより手の疲労が減るポイントになります。が、親指の稼働領域は普通はそれほど広くないので、ボールをちょっと動かすだけでポインターが相応の距離を移動してくれる必要があります。つまり、ボールの移動距離を調整できる必要がありますが、どのようにすればよいのでしょうか?
結論
以下の2点:
1.PointSetの設定
「Logicool SetPoint」という設定ソフトウェアで、ポインターの移動速度やボタン割り当てを行えとともに、任意の移動距離に調整することができます。
( windows10 の設定ではなく)ロジクールのアプリ
ー「マウスおよびキーボードの設定」ーマイマウス
ー(左たて列の、上から2つ目の「ポインター」をクリックし)バーの「右から2つ目かそれより右」に設置
ー「ポインタおよびスクロールの設定」→「ポインタの設定」→「ポインタのスピード」で数直線の右端の「速い」へ目一杯寄せる。
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参考ブログ:
トラックボールマウスM570tでマウスジェスチャやSuperdrag extensionはわりと普通に使えるという話
http://note100yen.com/en-141219.html
「・・・慣れてくると、そこそこぴょんぴょん動くようにしていても狙った場所にピタッとカーソルを止められるようになります。そうなるとカーソル移動はよりスピードが速いほうが快適。もちろん人によりますけれども。・・・」
2.「トラックボールマウスでも、右腕は若干動かす」という意識
見聞きするに、トラックボールの動かし方には2通りあるようである。
- 親指を動かす(→親指を曲げて、親指の指先でトラックボールを弾くように転がす)
- 右手を動かす(→親指はまっすぐのまま、トラックボールの上を親指の指先から根本まで一直線に動かす)
距離を稼ぎ、かつマウスのポインターをピタっと合わせようとするならば、上の1.の弾くように操作するよりも、2.のように操作した方がベターである。
トラックボールマウスを使うと、右手の手首の上の箇所(=手のひらのすぐ下)を、机の上に支点のようにどかっとおいてパソコン操作をしてしまうクセがついてしまうことがある。
そうすると、親指の稼働距離が限定されてしまい、結果、一度のボール操作では距離を稼げないことが頻発する。
そうならないよう、具体的には、「右手は空中に浮かせ、親指だけが軽く接している位」「親指はまっすぐ位」「前後に距離を稼ぐのは自然にできるが、左右の場合には、右手をより曲げて、右手のひらを左右に動かす意識」で操作する。
理由
特記事項なし
補足
上の結論の1.については、「ボールの設定」とは表記されていない。
また、M570を紹介するブログ記事は多いが、ボールの移動距離を調整するという表現で書かれている記事は、なかなかない。
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