JDLの相続税申告書システムで第11表上の財産が削除できない?
問題の所在
JDL IBEXクラウド組曲Major で修正申告書を作成する過程で、財産評価システム側で土地を追加で計上し、相続税申告書システムへ連動させて追加したが、それを取り消し(削除)したい場合の対応。
操作上、先に、財産評価システム側で削除し、相続税申告書システム側で連動処理を実行すると、、、連動元のデータが削除済なので、空の入れ物が連動されて、結果、相続税申告書システムの第11表で追加された土地データが削除される、、、という仕様にはなっていないので、「削除できない!!!」と焦る。
結論
最初に、相続税申告書システムのトップメニューの、
「2.申告書作成」から、(01.財産・債務データ」ではなく)→「03.財産評価からの連動」をクリック。
そうすると、相続税申告書システム側から認識している、財産評価システムの財産データの一覧が表示されるため、財産評価システム上で削除済の(上の例だと土地)データが残ったままの表が表示される。
ここで該当する財産データの行が、右列から2列目の「連動状況」が「連動元なし」と表示され、右列の「処理方法」が「削除しない」になっているハズ。
なので、これを「2=移動先を削除する」にし確定ボタンをクリックする。
理由
仕様なので、特記事項なし
補足
相続税申告書システムで作成中は、財産評価システムの連動は、一度連動しきちんと取り込まれていたら「連動なし」にロックしている(でないと、勝手に連動されてしまうため)。
上で焦った際に、「全部のデータを「連動する」にすれば、該当がないものも削除されるのではないか?」と誤解して、すべて「連動する」に切り替えて連動処理すると、不測のトラブルが追加されるリスクがあるので、落ち着いて対処すること。
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