2年前の年末調整の誤りに気付いたら、どうやって取り戻す?

問題の所在

年末調整を見直すと、過年度の会社での年末調整が誤っていたことに気づくことがあります。

ここでは、生命保険控除が抜けた等で、多く収めすぎていた人がいたことが判明したケースを考える。

 

結論

以下のいずれかである;

  1. (会社で処理する)
    →「源泉所得税及び復興特別所得税の誤納額還付請求書」を作成・提出する
    リンク先はこちら:
    [手続名]源泉所得税及び復興特別所得税の誤納額の還付請求https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/annai/1648_22.htm
  2. (本人に取り戻してもらう)
    →普通の確定申告(ただし、年度は、その間違えた年度)である。

 

理由

特記事項なし

 

補足

1.に関しては、当該払い過ぎの戻し(還付)は、会社に入金されるか、直後の納付額と相殺になる。要は、会社の口座に入金され、個人の口座へ直接入金されるわけではない。

したがって、金額が確定した段階で、直後の給与で、その他欄等で支給することになる。

2.に関しては、通常のサラリーマン人は、過去、年末調整までで終わっている(=確定申告はしていない)ことが多い。つまり、確定申告をしていない可能性が高い。