パソコンのフォルダは、最初に一定のルールを設けて増やしていくのがいいのか?
1.問題の所在
★以下では、会計事務所の仕事を前提とする。
パソコン作業で、フォルダを作ることが通常であるが、どのように作るのが効率的なのか?
2.結論
後述の理由で、基本的に、直感でどんどん作ればよい。
せいぜい、以下に列挙した程度のルールを守ればよいと考える。
なお、メールソフト上の送受信したメールがデータベース的に全部保存している(整理して削除などしていない)ことが前提である。
- フォルダ名
「200313_〇〇」とすると、日付順に並ぶ - フォルダ名の末尾に、PWも付す。
「200313_〇〇〇〇_PWは_shimshimi0313」とすると、
(注)しかし、できれば、PWがかかっていたファイルはそれを外した上で保存したほうがよい。 - 送信した一式、受信した一式ごとにフォルダを増やさない
受信したものを修正して送信する場合に、1つのフォルダで済ませるようにする
(∵受信した一式、送信した一式は、都度、メールを検索して添付ファイルをDLすればわかるため) - 子フォルダとして「old」フォルダを作っておく
加工場、作業場的にも使えて、便利
3.理由
経験上、仕事ごとにフォルダの最適なつくりぶりは異なるが、そんな将来のベストな形は当初には当然にわからないため。
とりあえず「時間順」に並んでいれば、
例えば、町の税理士事務所で、典型的な顧問契約対応業務の場合には、「毎年同じ時期に同じ作業をする」ため、
- 親フォルダは、毎決算期ごと
- 子フォルダは、上の、「200313_〇〇〇〇」を都度作っていく
で十分である。
ある程度、時間が進むと、フォルダ構成を思案することになるが、過去に作成済のものはいじらずネタとして使う、リンクを使う等がよい。
4.補足
同業他社の知人の事務所で、どのようにフォルダを構成しているのかを見せてもらうのは、参考になる(参考にならない、イメージがつかないものは、使いこなせないことを意味するので、スルーすればよい)。
また、フォルダの運用上の留意点としては、「フォルダをマウスで引っ掛けて、どこに行ったのかわからなくなる」というトラブルに留意する。
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