弥生会計の所得税確定申告モジュールの△△△△な点は?

1.問題の所在

★以下は「弥生会計」を対象にしたコメントであり、「やよいの青色申告」等は対象外である。

 

個人の所得税の確定申告は、民業圧迫ではあるが、国税庁「確定申告作成コーナー」が、その正確性、操作性等から出色である。

しかし、不動産所得又は事業所得がある方については、青色申告控除をgetするため、帳簿を作成する必要があり、このため、弥生会計で仕訳を作成し、所得税確定申告モジュールで申告書を作成するのであるが、入力がスマートでない点が多々ある。

 

2.結論

以下の点である。

  1. 個人番号
    ソフトを起動しなおす都度、個人番号を全部、入力しなおす必要がある。
  2. 生命保険控除の画面
    新、旧、一般、介護、年金といった区分ごとに、合算金額を入力しないといけない。
  3. 所得の内訳①
    「公的年金等」で、第一表と第二表に、各々入力をする必要がある。
  4. 所得の内訳②源泉徴収票の情報の入力
    士業(弁護士、弁理士、公認会計士、税理士)のように、源泉徴収票が多い場合、前年に増減して入力したいところ、毎年、ゼロから1件ずつ住所と会社名等の入力を強いられる。(ちなみに、確定申告作成コーナーは、前年の入力に添削する様式になっているため、金額の訂正入力だけで、すぐ入力が終わる)

 

3.理由

特記事項なし

 

4.補足

所得税申告書Bの第1表の、収入欄の水色欄の金額は、すぐ左側の各所得の緑色のエリアをクリックすると入力画面が現れるので、そこで入力して保存し、第1表に反映させる。(←拙速に、直接入力することは、避ける)