当事務所用)【2025/11/8時点】PAD(=Power Automate for Desktop)の取り組みの棚卸しは?

問題の所在

当事務所の税務業務では、毎月、同じ作業を繰り返すので、腱鞘炎にならないためにも、対策をしたい。

そこで、Power Automate Desktop を活用したいと思っているが、以下の記事のように、なるべく省力化したい。

当事務所用)仕訳インポートの下処理で、フォルダ内のブックファイルのうちシート「取込」をcsv形式で保存し、上2行を削除するVBAのコードは?

以下の最新刊の本で、生成AIの活用の可能性もざっと読んだところで、デスクトップフローには生成AI対応は難しいようなので、従来の記事や情報を活用してどのように取り組むかをいったん整理をした際の備忘メモ。

 

結論と理由

まず、マイクロソフトのアカウントで、当座は無料ので十分ということになる。

次に、Power Automate for Desktop で実現したい作業を棚卸しすると、以下の3つ:

1)e-tax(JDL電子申告ソフトでの作業を含む)で、

1-1)税理士のメールボックスに共有されて受信した「税務署からのお知らせ」を一括ダウンロードしてpdfに名前をつけて保存

2)弥生会計AEで、以下のものを、毎月、エクセル形式でダウンロードして名前をつけて保存

2-1)G様の月次で、すべての補助科目

2-2)S様の月次で、6つのGL

3)法人の申告で、弥生会計AEのため従来、紙で提出しているものを、e-tax(インストール版)へ転記か、JDLシステムへ転記

3-1-1)弥生会計AEからxbrl形式で出力した財務諸表データを、e-taxへ組み込み

3-1-2)弥生会計AEからエクセル形式で出力した財務諸表データを、JDL財務諸表システムへ転記

3-2)エクセルで作成した勘定科目内訳明細書を、JDL勘定科目内訳明細書システムへ転記

3-3)弥生会計AEからpdf出力した、法人事業概況説明書(又は消費税等確定申告書)を、JDL法人事業概況説明書システム(又はJDL消費税等確定申告書システム)へ転記

書き出してみると、上の3)の、決算・申告の年一回のものよりは、上の1),2)の毎月のものが優先順位は高い

・上の1ー1 )は、

加藤税理士のhpの情報があるが、細部が不明 (*^^*)

・上の2-1)、2-2)は、以下の「補足」の井ノ上税理士の最新刊に記載されている「1 弥生会計からエクスポート」が使える可能性がある。UI画面設定が、キー操作で処理する方針のため、キー操作を置き換えるだけで、大枠は流用できる気がする (^^)

(以下のブログ記事の後半の、 3 ソフトを操作 でも同様)

・上の
「3-1-2)弥生会計AEからエクセル形式で出力した財務諸表データを、JDL財務諸表へ組み込み」、
「3-2)エクセルで作成した勘定科目内訳明細書を、JDL勘定科目内訳明細書システムへ転記」、
は、以下の記事とユーチューブが部分的に有用である。

Power Automate for desktop:インポート機能がないデスクトップアプリへのデータ転記

ユーチューブは以下:

 

補足

上で棚卸しした作業に、直接、使えるツールや材料は以下の通り:

1)加藤税理士のhpの情報では、細部が不明

2)井ノ上税理士の、hpの情報では、

3)井ノ上税理士の、ユーチューブの情報は、事例が同一であれば有用。

4)井ノ上税理士の、以下の最新刊では、

第4章 RPAの事例 ブラウザの自動化
1 e-Taxにログイン
2 e-Taxの開始届出書を提出
3 e-Taxの源泉所得税納付

第5章 RPAの事例 Excel×ブラウザの自動化
1 Excelのデータを読み込む
2 Excel×e-Taxにログイン
3 Excel×e-Taxの開始届出書を提出
4 Excel×e-Taxの源泉所得税納付
5 Excel×確定申告書等作成コーナーの売上・仕入の入力
6 Excel×確定申告書等作成コーナーのふるさと納税の入力

第6章 RPAの事例 会計ソフトの自動化
1 弥生会計からエクスポート
2 弥生会計でインポート

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