UPS、EMSとは?個人事業主の場合の仕訳の科目は?
問題の所在
個人事業主のお客様の立替経費エクセルに、UPS、EMSと説明の入力があり、「EMS=海外郵便=通信費?」と思いかけたが、念のため確認したときの備忘メモ。
*お客様は海外からECショップで販売する商品を、海外から輸入。仕入代はクレジットカード決済済(?)。
まず、UPSについては、おそらく宅急便に添付してあった「請求書」に、以下の情報が記載:
申告番号 **********
着払い運賃 0円
関税 500円
消費税 300円
収受金合計 800円
次に、EMSについては、A4前後の「国際郵便物課税通知書」に以下のように記載されていた:
関税 1,800円
消費税・地方消費税 1,900円
税額合計 3,700円
またこれとセットでレシート「日本郵便 通関料 非課税 200円」が添付されている。
↓
各々の仕訳は?
結論
まず、UPSについては、
(借)租税公課 500 (貸)現金 1300
(借)仮払消費税等 800
次に、EMSについては、
(借)租税公課 1800 (貸)現金 3700
(借)仮払消費税等 1900
(借)支払手数料(非課税)200 (貸)現金 200
理由
特記事項なし
★バウチャーを見れば、仕訳自体は容易 (^^)
補足
関税とだけ記載されているものは、煩雑でも、請求書をアップいただくことをお客様へ伝える。
なお、UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)とは、アメリカに本社を置く世界的な輸送会社で、主に国際宅配便やロジスティクスサービスを提供しています。輸入に関しては、UPSは海外からの荷物を日本に輸送し、輸入通関手続きを代行するサービスを提供しています。
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