インボイス・電帳法の本
1.問題の所在
使える本は多々あり、助けられていますが、本当に助かるレベルの本の紹介。
インボイス制度については、売ったもん勝ちみたいな糞本、コピー本が溢れていて、使えない本が大半である。
電帳法については、書店やネットで情報が溢れているが、ベンダー系のものは営業色が入っているので、実務上、使えない本が大半である。
2.結論
理由
他書と比較して優れている点は以下のとおり:
1.弊購入時点は10/10と、インボイス制度の導入直後であったが、読んでわかりやすい!この筆者は、知識と経験があり、そこからエッセンスを抽出して記述していると分かる。
2.インボイスについては、申告書の改正点など、意外と触れられていない論点も税理士ならではの気配りが効いている。
3.電帳法については、解説が、羅針盤となるポンチ絵(基本となる図表)から展開するようになされているので、顧問先への説明がしやすい。
4.図表も、まあ、中央経済社の本にしては洗練されている (^^)
4.補足
惜しむらくは、インボイスと電帳法の接点の論点、例えば、「アマゾンで立替購入した備品等を経費精算する場合」などに触れていると、本当に玄人向けの本になった。 (^^)
(なおこの「」の論点は、公表されているQ&Aで結論は明確ではあるためか、類書でも取り上げられていない (^^) )
■