弥生会計AEでの減価償却費と、JDL IBEXクラウド組曲Majorの法人税申告書システムでの減価償却費が1円ズレた理由は?
問題の所在
当事務所では、減価償却費の計算は、
①弥生会計AEの固定資産管理モジュールで計算し、
②JDL IBEXクラウド組曲Majorの法人税申告書システムの別表十六では個別設定で1品事に計算し、
③両者の一致で検証、
を実施しているが、たまに両者の計算が1円ズレる(おそらく期中取得で月割計算が悪さをしている気がする)
どちらに合わせるか?であるが、なんとなく税法ベースを正にしたいところであるが、そうすると会計の方を金額修正することになるが、
通常、これに気づくのがもう決算終了時点であり、決算書を修正すると、法人事業概況説明書→法人税等申告書と全部印刷し直す羽目になる。
それが嫌だったので、いままでは②を修正していたが、
結論
弥生会計AEの減価償却の振替伝票の仕訳に以下の一行を追加する:
(借)雑費 1 (貸)減価償却費(又は (製)減価償却費) 1
理由
上の仕訳によって、販売費及び一般管理費の合計(又は製造原価報告書の経費合計)は不偏のため、決算書等で差し替えるのは、
PL、販売費及び一般管理費明細、製造原価報告書
だけで済むため。
補足
1円の差が生じる理由は以下:
JDL IBEXクラウド組曲Major 法人税申告書では、
4,651,060円×0.333×7/12 = 1,548,802.98 ×7/12 = 903,467.8333333 → 903,467円
弥生会計AEでは、
4,651,060円×0.333×7/12 =(一気に計算し)903,468.405 → 903,468円
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