【2024/1/14修正】スーパーなどでレジ袋を購入した時の仕訳の科目は(+消費税の設定は)?

問題の所在

弥生会計の「証憑アップローダー」では、レシートから正確に仕訳を生成してくれるので助かるが、たまに正確すぎる(?)話。

レシートの2円を本仕訳とセットで振替伝票で生成してくれる。

さて、どう仕訳する?

 

結論

以下の通り:

・本仕訳の経費科目が消耗品費a/c=消費税10% → 同じ消耗品費a/cでOK、課税でOK。

・本仕訳の経費科目が仕入(8%軽減)a/c=消費税8%軽減 → 同じ消耗品費a/cでOK、課税でOK。

・本仕訳の経費科目が交際費(非課税)a/c=消費税ゼロ% → 同じ交際費(非課税)a/cでOK、同じ消耗品費a/cでOK。

 

理由

区分しても影響額が軽微この上ないため。

以下の記事が参考になる:

有料レジ袋の会計処理(勘定科目・消費税区分)

(以下、一部抜粋)

本当に区分して処理しなければいけないのか

結局のところ持ち帰りの食料品に係るレジ袋のみ細かく分ける必要があるのですが、
区分しなかった場合果たしてどれほど違いが出るのでしょうか。

事業者によって購入頻度は大きく異なりますが、たとえば年間1,000袋購入した場合の消費税差額は

1,000袋×3円×(10%-8%)= 60円

となります。

この差額だけ事業者が納付すべき税額に影響があります。

ちなみに納付税額は100円未満切り捨てのため、ほぼ影響がないことになります。

よって、購入側はまとめて軽減税率で処理しても大丈夫です。

売る側についても、年間分を予測しほぼ影響がないのであればまとめて処理して問題ないでしょう。

大企業はさすがに分ける必要がありそうですね。。

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補足

知人の埼玉の税理士に聞いたところに寄ると、その近くの会計事務所では職員に、レジ袋分を分離して消耗品a/cへ計上するよう指示していて、職員が嘆いていたそう (*_*)