当事務所用)法人税等、消費税等の中間納付の仕訳の借方科目は、仮払金a/c? 未払法人税等a/c(未払消費税等a/c)の借方記入? のいずれがベターか?

問題の所在

法人税等、消費税等の中間納付の仕訳の借方科目は、

・(法人税等の場合、)法人税、住民税及び事業税a/c

・(法人税等、消費税等、共通で)仮払金a/c

・(法人税等、消費税等、共通で)未払法人税等a/c、未払消費税等a/c(→借方記入)

のいずれかがあり得る。

会計ソフトによっては、仮払金a/c処理を前提にしているものもあるよう。

 

結論

原則として、仮払金a/c

ただし、S社様では、未払法人税等a/c(未払消費税等a/c)の借方記入。

 

理由

まず、先に例外のS社様対応は、過去の処理の継続による:

もどって原則を以下で整理する;

 

1.法人税等

まず、法人税等については、一番考慮されるのは、法人税等確定申告書の入力との整合性である。

この点に関し、当事務所では、別の記事で、仮払金a/c処理に基づく方法を採用しているためこの一択。

法人の確定申告書の金額記入)「中間納付あり+期末は均等割のみ」の場合の、別表四の書き方は?

 

2.消費税等

次に消費税等については、上の法人税等の処理と平仄を合わせる。

なお、この点に関し、

そもそも当事務所の仮払金a/cの使い方である、「顧問先とのやり取りで、内容の不明な鋳物を仮払金a/cで処理し、これを消し込む」というルーティンの中に、消費税等の中間納付額が混在すると目障りになる。

しかし、法人税等の中間納付もすでに混在(?)するので、そこは割り切る。

 

補足

特記事項なし