(顧問先様へ) インボイス制度対応mtgの実施前に、事前学習をお勧めします

1.mtgの開催前に、わざわざ事前学習をお勧めする理由

以下のリンク先で、いわゆるインボイス制度対応の協議(→mtg)をご提案中です:

(顧問先様へ) インボイス制度対応に向けた工程表のご連絡

そして、顧問先様の窓口の方(法人成りのオーナー様をふくめ)におかれましては、このmtgの開催日の前の準備としまして、mtgの席上で中身のある協議ができる程度に、事前学習をお勧めしております。

その理由は、

インボイスは登録申請する必要がありますが、これに係る必要な申請手続きは当事務所で行いますので、顧問先の側で対応は無用です。この点、ご安心ください。

ただ、以下の点等については、顧問先様自身、得意先/仕入先と協議や交渉が生じる可能性があるため、顧問先様の側でも相応の理解が必要になります:

  • 従来、免税事業者の場合 → 取引先(得意先)から、インボイス登録を求められる可能性が高い
  • 従来、課税事業者の場合 → 取引先(仕入先、外注先)へ、インボイス登録を依頼する可能性が高い
  • その先に、値決め交渉や業務継続の交渉まで発展する可能性もある
  • 消費税の入口の話し、基本的な仕組みの理解が前提になる
  • 何をインボイスとするかを決める(いわゆる「返還インボイス」の作成を含む)
  • インボイスと決めたもののレイアウト等の改訂をする

ためです。

そこで以下に、「2.事前学習のニュアンスQ&A」「3.事前学習のためのコンテンツ例」を記載します。

なお、ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

2.事前学習のニュアンスQ&A (順不同、適宜修正)

■Q■ 社長ですが、従業員に、業務時間中に、他の仕事よりも事前学習を優先させた方がよい?

いいえ!本業の業務を優先ください。

「税理士に事前学習をしろと言われました」といって日常業務を後回しにするような経理担当者でしたら、社長様から「税理士はそのようには言っていないよ」と注意指導してください。

ここでいう事前学習は、本業より優先するものではありません。

他社の経理担当者の大半は、専門知識を、自宅など社外で余暇時間に自己学習されています。いまはスマホなどで通勤時間にも学習できます。

 

■Q■ 事前学習を勧める理由は?

・従来、免税事業者の場合
→ 
取引先(得意先)から、インボイス登録を求められる可能性が高い
・従来、課税事業者の場合
→ 
取引先(仕入先、外注先)へ、インボイス登録を依頼する可能性が高い

だけでなく、その先に、値決め交渉や業務継続の交渉まで発展する可能性もある、重要な話のためです

 

Q■ めんどくさいので、、、、mtgの中でゼロから解説してくれませんか?

もちろん構いませんが、、、、相応なボリュームがあり、また消費税の税金計算の仕組みも一部含む話なので、、、、「ゼロから聞いて、その場で理解する」ことは難しいのではないかと心配しています。

 

■Q■ mtgの前に、知識を完全にしておくのはムリだ、不安だ。。。

もちろん、mtgの冒頭に、税理士の側から、基本的な点は圧縮して解説します。

事前学習での疑問等をそのときに質疑することはもちろんです。

「事前に全く知らない状態では、mtgの席上、分からない話を聞かされて苦しいのではないか?」と心配しているだけです。

 

■Q■ 事前学習はどこまでやればいいの?何時間やればいいの?

税理士と協議ができればいいので、最低限の知識・理解をしておいていただきければよいと考えております。ですので、何時間という縛りもありません。

なお、①登録申請の手続、②システム化対応、の2つは、大半の顧問先様には不要なので、スルーくださって構いません。

 

■Q■ 1回、mtgを実施してもらったが、よくわからなかったので、mtgの2回目を開催してほしい。

顧問先様の間で公平に対応するため、STEP1、2,3ごとに、mtgは1回だけ開催する予定です。

(この意味でも、事前学習をお願いしております)

mtgの追加の開催をご希望頂いた場合には、税務調査の立会と同額の報酬をご請求させて頂く予定です。

 

3.事前学習のためのコンテンツ例

以下のページに、数点、アップしておりますので、その中からお好きなものをご活用ください。

★PWの入力を求められます。PWを失念された顧問先様は再交付しますので、ご連絡ください。

「インボイス制度対応 支援」ポータル