当事務所用)クレジットカードでの各取引の仕訳の日付は、(法人の普通預金から引き落とされる)法人名義と個人名義とで異なるの?払明細上の各日付?それとも明細表自体の作成日?

問題の所在

法人成りの会社で、クレジットを使用されている場合、

  • 法人名義ー会社の普通預金口座から引き落とされる
  • 個人名義ー会社の普通預金口座から引き落とされない(個人口座から引き落とされるため)

の違いがある。

このため、当事務所の仕訳取込エクセルファイルの設定上、仕訳の日付(+摘要欄中に記載する実際の取引日)がパラレルに異なる点の、備忘メモ。

 

結論

以下の通りにパラレルになる:

仕訳取込エクセルのシート「貼付」上の扱い法人カード個人カード①個人カード②
個々の仕訳の日付列単純参照でOK敢えて単純参照にする支払明細の作成日をeomonth関数で月末日へ
摘要欄中に個別取引日を記載する要否実際の取引日なので不要毎月の報告書単位で(支払日3/19)の字句を摘要欄の’冒頭’に挿入
★弥生会計の証憑アップローダーなら可能
参照日付をtext関数でしかもかっこ書きで
短期借入金a/cの設定短期借入金(AMEX)a/c、短期借入金(orico)a/cなど、切り出すだけ
(∵毎月、会社の普通預金で過去分を精算していくため)
短期借入金(個人三井住友)a/cの他に、短期借入金(返済)a/cを創設する必要がある
(∵会社の帳簿上、個別に精算されないため)

 

理由

個人カード①と、個人カード②、、の優劣は、

「会社に経費精算を申請する」という所作を創出する点で、個人カード②の方が実態に合う点でベターである。

他方で、

・債務の消込のこと(=経費の計上日以降で債務を支払うサイクルがくるくる回る)

・証憑アップローダーで効率的に作業すること

を考えると、個人カード①の方がラク(∵個人カード②の方だと、摘要欄に個々の実際の取引月日を逐一追加入力することになり煩雑)

 

補足

個人カード①については、

厳密には、証憑アップローダー→仕訳の納品時にスマート取引取込の起動時に、摘要欄に希望の字句を共通して入れ込める機能があるため、可能になる。