税理士用)仕訳インポート方式で、弥生会計AEで部門設定で共通経費をどう扱う?
問題の所在
会計ソフトで部門別計算をする場合、仕訳インポートによる場合には、
例えば、(借)損益科目 xx (貸)BS科目 xx の場合、手間をかける順に、
- 貸借ごとに、科目と連動するIF関数で、
(借)損益科目ーA部門 xx (貸)BS科目ー部門無し xx - BS科目は単純に損益科目と同じ部門という式参照で、
(借)損益科目ーA部門 xx (貸)BS科目ーA部門 xx - 現金出納帳、各銀行通帳は部門ごとの単位になることが多いため、式参照ではなく打ち込みで、
(借)損益科目ーA部門 xx (貸)BS科目ーA部門 xx
という選択肢が考えられるが、損益科目の配賦計算を扱う場合、特に仕訳インポート方式では、
「配賦対象の取引を「共通」といった仮想の部門を設け、インプットではそこに計上すると、アウトプットでは各部門に按分される」
という仕組みだとやりやすい。
しかし、弥生会計AEの部門別計算の欠点で、そのような処理はできず、配賦対象の取引は部門欄をカラ、空欄にしないといけない。
結論
- 共通経費がない現金出納帳や口座→メイン口座でなければ3.、メイン口座なら2.
- 共通経費がある現金出納帳や口座→共通経費を分離する都合で、1.
理由
上述の通り。
補足
3.はもちろんであるが2.の場合にも、「上場会社でセグメント報告書を作る場合には、資産も各セグメントに配賦することがあるのでリスクがある」(が、上場会社でなければリスクはない)
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