前期の申告時に100円過大に誤納をしてしまい、それがたまたま中間期に返金された場合の、仕訳科目は?
問題の所在
ここでの前提は、
「中間納付があり、期末にそれが還付される」
ではなく、
「前期末に、たとえば申告書上で(期末)納付額を 100,000円 と作成(記載)しておいて、納付書には、100,100円 と誤記して支払ってしまったので、返金(還付金が)があった。それがたまたま中間納付の11月だった」
とする。
法人税等a/c か 雑収入a/c か 仮受金a/c か?
申告書の作成技術上は、どの会計処理でも可能ではあるが、ベターな科目は?
結論
雑収入a/c。
なお、支払間違えなので、当期の益金ではないので、期末の申告書上、100円「減算」する。
理由
この還付金は前期の納税に関するものなので、当期の納税に関する 法人税等a/c に関わらせると、当期末の納税計算に混入されてしまう。
もちろん、期末の税金計算時にこの分を調整して計算すればよいのではあるが、間違いのもとである。
もっとも、申告書上、減算流出の調整を忘れなきよう。
補足
特記事項なし
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