dropboxでプラスPlusの契約でも、フォルダの共有の制限は無いのでは?
問題の所在
dropbox で、1つのファイルを共有することは容易であり、相手側も、dropboxアカウントが不要である。
他方、相手と共同作業をするときに、フォルダを共有できることが重要である。
この点に関し、以下のdropboxのヘルプでは、共有フォルダの設定には制限があるかの記述があるが、実務上、そのような制限を意識しないでスムーズに共有できているので、以下の対照実験をする。
参考リンク先:
別の共有フォルダ内にあるフォルダを共有することではきますか?
https://help.dropbox.com/ja-jp/files-folders/share/share-inside-folder
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Dropbox Basic、Plus、Professional: 共有フォルダのサブフォルダを共有したい場合の対処法
Dropbox Business 以外のプランをご利用の場合、共有フォルダ内のフォルダを共有することはできませんが、次の方法で対応することは可能です。
- 共有フォルダからサブフォルダを削除してから共有する
- 共有するフォルダを通常の(未共有の)フォルダに移動するか、共有するフォルダが含まれているフォルダの共有を解除する
- 通常の(未共有の)1 件のフォルダ内に複数の共有フォルダを作成することが可能です
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結論
Plusの契約でも、フォルダの共有は可能。
ただし、メールやチャットの本文中にリンクを貼ってフォルダを指定する場合には、フォルダ名を併記しておいた方が無難。
理由
以下の前提とする:
- dropbx の契約には、プロフェッショナル、プラス、無料、に大別されるが、以下の結論は、プラスと無料の場合である。
- 親フォルダ-子フォルダ「A」「B」「C」、
- その子フォルダ「B」-孫フォルダ「B1」、その子フォルダ「C」-孫フォルダ「C1」
相手が自分のパソコンのエクスプローラー上で、親フォルダ、子フォルダ、孫フォルダを共有する
そして、「管理者側から相手へ、子フォルダBの共有を招待し、双方で共有が済んだ」後に、
管理者側のパソコンのハードディスク上で、以下の作業を追加してみた結果、
- 親フォルダと同じ階層に、子フォルダDを追加する
- 親フォルダと同じ階層に、ファイルaaを追加する
- 子フォルダBの中に、孫フォルダB1を追加する
- 子フォルダBの中に、ファイルb1を追加する
- 孫フォルダB1の中に、ひ孫フォルダB2を追加する
- 孫フォルダB1の中に、ファイルb2を追加する
- 子フォルダCの中に、孫フォルダC1を追加する
- 孫フォルダC1の中に、ひ孫フォルダC2を追加する
- 孫フォルダC1の中に、ファイルC2を追加する
- 子フォルダDの中に、孫フォルダD1を追加する
- 子フォルダDの中に、ファイル1を追加する
上の、いずれも、相手側のパソコンのハードディスク上(エクスプローラー上)で
- フォルダB,C,D、B1、C1、D1参照することができ、
- ファイルb2、c2を編集し、保存もできた。
- ファイルb2、C2が書き換わったことを、管理者側のパソコンでも確認できた。
管理者から相手への、メール又はチャットの本文中に貼られた、フォルダを指定するリンク先をクリックして、相手方がそのフォルダを開けることができるか?
また、管理者から相手へのメール本文に、
- 子フォルダB、C、D
- 孫フォルダB1、D1
を指定する場合、例えば、フォルダB1(フォルダBから見て子フォルダ)の場合には、以下の通りである;
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以下の画面までは来れるし、フォルダB2にもアクセスはできる。
が、ここから、エクスプローラーを起動することができない。
また、ファイルb1を編集しようとすると、リンクコピーを選択してから可能になる、つまり、もう、ひと手間、係る。
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したがって、フォルダB1のパスを、メール等の本文に併記しておくのがベターである。
補足
2020/5/9時点で、、、、プラス契約であっても、、、共有について、何の制限もない。
プラスとプロフェッショナルで、システム的にフォルダ共有の設定の違いをコントロールできないのかもしれない。
プロフェッショナル契約であれば、以上の誓約はない。
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