毎月の源泉所得税の電子納付の方法をわかりやすく解説している事は?
1.問題の所在
例えば、毎月の源泉所得税の納付は、翌月の10日までにする必要があります。(毎月の住民税の納付も同様です。)
毎月、金融機関に出向くのは煩雑です。最近は金融機関の店舗が少なくなっていることから、相対的に、待たされることも少なくありません。
国税については、引き落とし口座を届出しておけば、電子申告を通じて指定した日付に納税できる、ダイレクト納付という仕組みが定着しています。
まず、この際、以下の2通りがあります:
- e-tax(インストール版)
- e-tax(web版)
源泉所得税の納付に絞る(=年度末の確定申告の法人税、消費税は直接納付のままでもいい)のであれば、web版の方がラクのようですので、以下、web版のみ説明します。
「源泉所得税を」「web版で送信・納付」する場合には、電子証明書やICカードリーダーライターは不要です。
源泉所得税をwebから納税するには、①事前準備(申請を含む)、②申告、③納税、の3ステップがあり、③納税、の前の2工程をクリアしておく必要があります。
2.結論
ポイントは以下:
- STEP1が データの作成(送信)、STEP2が 納付。
- e-tax(web)の該当メニュー画面に入力し、送信する。
- 納付は、メールボックス→メール詳細から行う。納付が完了してもまたメールボックスから納付完了通知をGET。
- 参考記事は、以下の、国税庁のhpの2つと、税理士のブログ記事。
概要は前者の方がわかりやすく、他方、後者では具体的な手続きがステップバイステップでスクショで開設されており、わかりやすい:
1)国税庁のページはこちら:
① 源泉所得税はe-taxで納付
②
国税の納付は便利なダイレクト納付のご利用を【平成31年4月配信】
https://www.nta.go.jp/publication/webtaxtv/201904_a/webtaxtv_wb.html
Macでもできる!e-Taxソフト(WEB版)を使って源泉所得税をらくらく納付する方法
https://www.ex-it-blog.com/archives/11624/
4.補足
ダイレクト納付で電子証明書やICカードリーダーライターが不要な理由は、なんてことはない、ダイレクト納付の利用開始時に、口座情報等を申請済だから。
だから、ダイレクト納付の使用開始には、一か月ほどかかる点は、注意。
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