法人の仕訳の科目で、クレジットカード利用のうち「個人利用」は、役員借入金(返済専用)a/c?役員借入金(個人名義クレカ)a/c?
問題の所在
当事務所では、いわゆる役員借入金a/cも、
役員借入金(個人名義クレジットカード)a/c、
役員借入金(立替経費)a/c、
役員借入金(債務)a/c、
役員借入金(返済専用)a/c、
の科目を使用するが、クレジットカードの利用内容のうち「個人利用分」を上の3つのどれがフィットするか?
結論と理由
あえて理屈をつければ、「個人利用分は返済に準ずる」と整理して、役員借入金(返済専用)の借方計上。
ただし仕訳が、
(借)役員借入金(返済専用) 110 (貸)役員借入金(クレジット会社) 110
となるので、わかりにくくなるのは否めない。
↓
確たる根拠はなく、ケースバイケースで消去法で、、。具体的には、
・会社へまとまった資金を貸す場合が、ある → 役員借入金(債務)a/c と混同しないよう、個人利用分は 役員借入金(返済専用)a/c
・会社へまとまった資金を貸す場合が、ない → 役員借入金(立替経費)a/c と混同しないよう、個人利用分は 役員借入金(債務)a/c
という変形バージョンはありか?
★なお、役員借入金(個人名義クレジットカード)a/cは不使用。∵「貸方計上額が利用金額、借方計上額が支払額」の関係性が崩れてしまうため。
補足
特記事項なし
■

