当事務所用)インボイス制度後で、弥生会計AEでの仕訳インポートの変更点は?

問題の所在

当事務所では、従来より、仕訳インポートを重用している。

最近は、弥生㈱の記帳代行支援サービスも併用しているが、仕訳インポートも相変わらず使用している。

税理士業で使うため、仕訳インポートの際に消費税の課否判定の設定も織り込むよう、エクセルフィアルのブック形式を工夫して現在に至るが、インボイス制度導入後は、以下の記事にあるような仕様変更があったため、仕訳インポートのエクセルを改良することにしたときの備忘メモ。

弥生会計でインボイスに該当する請求書等を入力する際の注意点

弥生会計でインボイスに該当する請求書等を入力する際の注意点

 

結論

1)事前に、「弥生会計AEの科目設定の請求書区分の列に、課税取引の科目をデフォルトで「適格」としておく」だけ ★これも弥生会計AEのデフォルト設定

2)「当事務所の」期中の仕訳インポート作業上は、従来と変更不要。

3)期末決算整理で、(仕訳インポート上ではなく)弥生会計AE上で、

・外注費a/c(∵金額が大きい)

・クレジットカード取引(交際費a/c、会議費a/cなど)

等で、GL通査して、明らかにインボイス未登録の業者への支払い取引だけ、区分(経過措置80%)へ変更する、だけ。

 

理由

インボイス後に変更になるのは、

① 経費全般、特に外注費。

② 適格か区分(経過措置80&)

であるが、

・②は、圧倒的に、適格であるので、デフォルト設定で適格でOK。

・あとはレアのインボイス未登録の業者の取引をピックアップでOK。

 

補足

上の方法だと、クレジットカード取引も、(レシートスキャン方式ではなく)口座連携でイケる。