当事務所用)公認会計士試験の論文試験の過去における変更点は?
問題の所在
公認会計士試験は微妙に改正されているが、周りに新人がいないため、ググった際の備忘メモ。
★なお、所長にとっての節目の変更内容の備忘メモ。
結論
以下の記事でサクッと紹介されているが、画像があるのでわかりやすい:
◆公認会計士試験、新旧試験制度比較
https://cpa.shikakuseek.com/shiken-newversion.html
(以下、一部抜粋)
平成18年(2006年)から新試験制度になり、第1次試験、第2次試験、第3次試験の3段階に分けられていた公認会計士試験が一本化されました。
カンタンな概要は下記のとおりです。
旧公認会計士試験(2005年まで) | 新公認会計士試験(2006年から) | |
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試験 構成 | 第1次試験 第2次試験 第3次試験 | 短答式試験 論文式試験 |
試験 科目 | ●短答式 簿記、財務諸表論、原価計算、監査論、商法 ●論文式 | ●短答式 財務会計論(簿記・財務諸表論)、管理会計論、監査論、企業法 |
受験 資格 | こちらをご覧ください。 | 特になし |
受験 手数料 | 9,000円 | 19,500円 |
その他 | 論文式:科目合格なし | 論文式:科目合格あり 短答式:年2回実施 |
旧試験制度では、第1次試験、第2次試験、第3次試験の3段階に分けられていましたが、
新試験制度では、短答式試験と論文式試験だけになりました。
見た目では、旧第2次試験のみになった感じです。
旧試験制度では、簿記、財務諸表論という科目だったのが、まとめて財務会計論となりました。
また、原価計算という科目が管理会計論になっています。
商法が企業法となっています。
旧3次試験にあった租税法が、新試験では試験科目(論文式)となっています。
選択科目は旧試験制度では、経営学、経済学、民法の3科目から2科目選択していたのが、
新試験制度では、経営学、経済学、民法、統計学の4科目から1科目選択となりました。
旧試験制度では、さまざまな受験資格が設定してありましたが、
新試験制度では、特になくなり、誰でも受験できるようになりました。
旧試験制度での受験手数料は9,000円だったのが、
新試験制度では大幅に値上がりし19,500円となりました。
旧試験制度では、試験免除制度はあまり機能してませんでしたが、
新試験制度では、短答式や論文式試験で、合格したり、一定の得点を得た科目については、
2年間の免除になりました。
詳しくは公認会計士試験科目免除制度についてをご覧ください。
2010年から短答式試験が、年2回実施されるようになりました。
試験制度が一本化されたことにより、公認会計士になるまでの時間が短縮され難易度は別として、一見受け易くなった印象です。
理由
特記事項なし
補足
上の最後のリンク先の内容も参考になる。
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