「前期末に納税あり、当期に予定(中間)で納付あり、当期末に未納あり、予定納付金額>期末未払納付金額で翌期に還付あり」のケースで、JDL IBEXクラウド組曲Majorの法人税申告書システムでの申告書作成の操作で計算ミスしていた点は?
問題の所在
「前期末に納税あり、当期中間納付あり、当期末に未納あり、予定納付金額>期末未払納付金額で翌期に還付あり」のケースで、JDL IBEXクラウド組曲Majorの法人税申告書システムでの申告書作成の操作にドハマリしてしまった!
申告書の作成なので、最後、相互に金額が一致するはずの箇所が不一致であるなら、まちがってる証左である。
そこで、ケアレスミスしそうな点をまとめておく(というか、過去、自分がケアレスミスしていた点ですが、、、、)
★なお、正攻法では、以下の記事の手順通りにやれば、すぐできるはず
結論
以下のよう:
・試行錯誤の過程で、前期の事業税等の金額を、別の意味のない金額に上書きしてしまった。
・初めにわかりやすい仮払税金認定損の金額を入力に行き、その際、下の記事の、仮払税金認定損の金額を、予定納付で支払った(事業税等の分も含めた)満額で入力してしまった。
【2022/11/7金額一か所訂正】法人の確定申告書の金額記入)当期に「中間納付あり+期末は均等割のみ」の場合の、①当期の別表四の書き方は?
・以下の本に引きづられてしまった ★この本の本体のp113以降、及び付録p43以降で共通に扱う設例には、前期の納税充当金の当期納付に伴う事業税等の金額の設定が漏れているため不十分:
理由
特記事項なし
補足
なお、この「前期末に納税あり、当期中間納付あり、当期末に未納あり、予定納付金額>期末未払納付金額で翌期に還付あり」のケースの、法人税等申告書の書き方を解説した書籍はほとんどない!(すぐ分かるの類の本でも、パターン紹介の辞書本でも、ない!)
意外にも以下の初学者向けの本のp138以降が、説明が簡潔かつ網羅的であり、また別表四、五(一)、五(二)を網羅していて有用であった。
(アマゾンの書評では難しい旨のコメントが散見されるが、そもそもそれくらい難易度の高い内容なのである)
なお同書p138等で、「~源泉所得税を租税公課で処理している例でいこう」の旨が記載されているが、これは仕訳の科目でいうと法人税等a/cの意味である。要は仮払金a/cで処理するわけではないの意味であり、租税公課a/cを使うという意味ではない。
以上は税法の本ではこのような言い回しをするのでミスプリではない旨を念のために付言。
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