あえてレッツノートSR4を購入した理由は？

問題の所在

★レッツノートＳＲ４がいわゆる「いいノートパソコン」であることに異論はない。以下での記述の目的は、現時点での私の業務上、費用対効果的に見合うか否かの検討である。

★以下の記述は、以下の記事の構成に上書きしたものである；

あえてレッツノートＳＶ７を購入した理由は？

ノートＰＣは仕事上、必須ですが、ノートＰＣについては、ピンからキリまであります。

監査・税務で、いわゆる仕訳テストや、仕訳日記帳を全部エクセルに取り込んでピボット分析を行うことや、zoom会議などでパソコンのパワーが求められるため、エクセルは６４ビットを使うことと併せて、現時点でのノートＰＣを購入する上での最低スペックは、

• ストレージ　→　ＳＳＤで、かつ、監査法人のドロップボックスも共有するため、５１２ＧＢ
• メモリ→　ドロップボックスを常駐状態で使用するため、１６MＢ（←８ＧＢでは不足）
• ＣＰＵ→　インテルＣＯＲＥ　ｉ５　か　ｉ７（ｉ５の中にはｉ７を上回るものもあるようです）

でしょう。

これ以外は、マストではないでしょう。そして、このスペックだけで探せば、10万円を切る新品のノートパソコンもあります。

したがって、レッツノートＳＲ４と、他の廉価なノートパソコンとは、オプションがない状態で、定価ですと20万円以上の差があります。

結論

今の私の使い方の場合、以下の理由により必要。分析してみて、

• 周辺の要素は、なんとかなる
• したがって、基本性能と好みとサポートを最優先にするべきである。私の場合には、突き詰めると、
  • 複数のウィンドウを開けてもストレスなく動くし、また処理が速い（グラフィック処理は不要で）
  • サポートはヘルプデスクも充実しているし、秋葉原に当日持ち込み可の直営店がある。（★秋葉原の直営店は閉鎖！直営店はもうVAIOしかない　( *´艸｀)　）
  • 24時間、ネットでトラブル対応してくれる。
  • 高額であると認知されているブランドが、ＩＴの仕事もしている点で都合がよい。

理由

個人差があるとは思いますが、レッツノートが売りとしている以下の点についても、私どもの使い方だと、

• ◎バッテリーの持ち
  外出先でＡＣアダプターを使用する必要があるかどうかで考えると、公表値は20時間で、以下の使い方をすれば、出先でＡＣアダプターを持ち歩く必要がない。
  • • • • dropboxを契約・使用する場合、充電しないと電源をあっという間に消耗し、6時間が限界。なので、出先で使用する場合（昼休みを含め８時間強）では、「朝いちばんで「機内モード」にし、メール受信はスマホで代替し、まとめて返信する」などにより、ネットには必要な都度だけ接続することで、外出先にバッテリーを持参しなくて済むメリットは大きい。
          「手間だなあ」と思うかもしれないが、ネットに接続しないことで目の前の作業に集中するメリットもある。
        • （ドロップボックスをオンラインでのみ使用（旧スマートシンク）の状態で）ACアダプターを外して使用すると冒頭にタスクバーに「通常の使い方の場合、5時間23分」と表示されるが、体感は3時間程度。
          別の記事で、VAIOのそれが１，２時間程度とあったので、まだましか）
• 〇頑丈さ（保険の意味）
  現在、使用しているビジネスバックが丈夫なタイプであること、キャリーに入れる際には緩衝材付ケースに入れていること、他社のノートパソコンも相応に強度があること、等から、直接的にはメリットは感じないのであるが、、、、、、メインのパソコンであり、業務のすべてのアプリをインストールしているなので、故障リスクを避ける意味で、頑丈であるというのは安心感である。
• △ＡＣアダプタ
  SVのものより小型になったがが、例えばダイナブックのそれと比較するとまだ若干大きく、コードがごつい。
• △△独自のホイールパット（マウスパット）
  SR4になって大きくなったが、意味なし。なぜこれに拘るのかが不明。宣伝文句に「ブラウザーを見やすい」というのがあるが、ブラウザーを眺めることが業務のメインである人は稀であろう。
  →大きくなったので、タテのサイズも長くなった。パームレストのスペースを確保する意味で改善といえるが、そもそも丸形のためmacのような使い方はできず、またトラックボールを愛用していることもあり、何のありがたみもない。
• △△左の、ｆｎキーとｃｔｒｌキーの位置が、左右で逆
  パソコンへの入力作業で猫背にならないよう、事務所では、外付けキーボードで使用している。
  その外付けキーボードのキー配列は標準的であり、ｆｎキーとｃｔｒｌキーがレッツノートと逆であるため、しょっちゅう操作間違いが生じる。
  苦笑するのが、双方の位置を逆にできるユーティリティソフトが組み込まれている点である。（最初、冗談かと思ったが）
• 〇　ＤＶＤドライブの廃止
  やっと廃止。
• △軽さ
  重くなった＋重く感じるようになった。
  前のsv7では充電池が、棒状で裏面の奥側にセットされていたので、パソコンの手前をもつと軽く感じた。
  それが、SR4では充電池が、板状になりまた裏面の手前に配置されたためか、少なくとも体感では重くなった。
• 〇画面の解像度
  細かいと眼が疲れない。この点はあまり注目されないが、毎日そう5時間以上はモニターを見ているので、重要！。
  この点、レッツノートの画面の解像度はいわゆるフルＨＤで細かいのであるが、最近はWindows製品の他社のノートパソコンも相応の価格帯のものは同じフルＨＤであり、優位性は小さい。
• 〇ノングレア画面
  目が疲れない点で〇。
• 〇△ブルーライトカット
  は〇だが、そのせいで、画面が黄色かかって見える。
• 〇キーの設定、割り当て
  上のFnキー以外は無難。またファンクションキーへの割当がノーマルなのは地味にgood。
  ★例えば、客先で貸与されるノートＰＣはｈｐのが多いが、エクセルの操作で多用するファンクションキーのF2に画面の明るさ調整が割り当てられていて、使いにくい！
• △機内モードのボタンの廃止
  SV7では本体の左側面の手前にあった機内モードのオンオフのボタンは、1秒で処理ができるので、とても便利だった。
• △独自のリーフ型キーボード
  キーの間の隙間が小さくなった。これもメーカーの自己満足的な勝手なこだわり。
  まず、冷静に考えると、ノートＰＣのキーボードの品質は、パソコン作業効率上、対して影響がない。
  自分のノートＰＣのキーボードのストロークやキーピッチやキータッチなどが自分に違和感がなければ、そのまま使えるというだけであり、違和感があれば、外付けのキーボードを接続して使えば足りる。

外出先で、大量の入力をする職種はまずない。大量の入力は自社や事務所で行うハズである。
大量の入力をしない状況であれば、キーボードが若干、自分のフィーリングに違和感があっても、入力はできる。
会計監査業務に従事する場合には、考えながら入力するため、入力スピードは要求されない。税理士業務では、外出先で大量のデータをキーボードから入力しているようでは効率化できないので、行わない。

キー自体が薄っぺらく、おもちゃっぽくなり、打ちにくくなった。

入力していて、キーがカチャカチャと音がしないが、いわば先生商売なのでお客様に対しこの点を気遣い必要はないのでどちらでもいい。

バックライトがないが、暗いところで作業することは先生商売では想定する必要はない。

むしろキーが１つ１つバラバラでないため、１つ破損すると公式ショップでは全部を取り換えることになる。（裏技として、ネット上で、バラで売っているショップで通販で購入する）

• △空冷ファン
  基本スペックがSV7よりかなり向上したにもかかわらず、しょっちゅう、うなる。
• 〇コネクタ数（拡張性）
  SV7から、だいぶ少なくなってよかった。（他社の競合製品と差がなくなった）
  会計大学院の授業や、客先で、プロジェクターに接続するのに、昨年からすべてHDMIで済んでいる。古いコネクター周りは、もう不要。
• ◎USB3.1 Type-Cポート
  ＡＣアダプター以外で充電もしたり、スマホの充電を取ったりするので、口が2つになったのは大変助かります。
• ◎サポートの電話での問い合わせが年中無休である
  現在のパソコン体制は、レッツノートとDynabookの2台体制であるが、税務ソフトと会計ソフトと給与計算ソフトは、ロイヤリティの制限で１台しかインストールできないため、レッツノートのみにインストールしているので、レッツノートの不具合が、即業務の停止に直結してしまう。
  その弊業務のＢＣＰ（事業継続計画）上も、不可欠である。
• 〇カメラとスピーカーとマイク
  コロナ禍を経て、FVシリーズでテレワーク対応の機能を追加したよう。
  もっとも、会計大学院の授業ではＰＣマイクを使うので、非常時の安心料程度。

• ◎ブランディング
  「値段が高いパソコン」という認識があるため、客先でパソコン作業をするときに、映える。
• 〇　ＯＳ
  Windows11かつ64bit　であることは、会計ソフト、税務ソフトを使用する上では、メリットはなく、実際にインストールするアプリの大半は、32bitになるので、意味がない。
• △ボディカラー
  もともと色に好き嫌いはないが、SR4のブラックは指紋などが目立つので嫌。
• △購入後１年時の無償メンテナンスサービス
  前回のSV7は、カスタマイズ製品（ただしオプションゼロ）を購入したが、その理由がこれ。
  しかし、経験してみて、、、
  ・メンテナンス期間の、往復を含め約１か月は、代替機を慌てて購入したり、会計ソフト、税務ソフトを入れ替えたりで苦労し、
  ・メンテナンスの結果は異状なしで、
  ・よく考えると、品質をことさらＰＲしている製品で、1年で故障することがまずありえない！
  と気づき、止めた。→　店頭の汎用品にした。
• ◎購入した店
  ググったら、価格.comで、
  ・平均価格は、最初36万円前後だったのが、購入時点で34万円前後、
  ・最安値は、最初28万円前後だったのが、購入時点で26万円前後、
  と、ものすごい値引率で売っていたので、ドキドキしながら購入。
  自宅で開封してみて、広義の意味で新品だったので安心。もちろん製品保証も大丈夫（のよう）

補足

sv7からsr4へ変えて、従来のいいところがかなり減って、ガッカリ。

＝＝＝＝＝＝以下の、ウィキペディアの解説は成立しなくなっている。(2023/10/9時点でSRが販売後は未更新である）

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特徴

高価でも全体的に高い品質を前面に打ち出した製品により長く顧客の信頼を繋ぎ止めている。

発売以降、ほぼ一貫してモバイルPCに徹しており、販売ターゲットは、同じノングレア液晶でマグネシウムボディのビジネス向けという特徴が近いレノボのThinkPadXシリーズと競合している。hp社、dell製品などもライバルとなる。価格設定としては他社製品が廉価になってきたのに対して依然としてその3倍程度の高い価格帯を維持しているが、他社よりもスイッチオンからの動作の最適化が進んでおり起動が速く、用途や画面サイズの競合する機種同士では300グラム（ジュース一本分）ほど軽く、自社製の強みのあるバッテリー持続時間も長い。

（以下、省略）
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また、ＭＡＣのノートブックは魅力的ですが、税理士業務だと、Windows対応のアプリしかないものがあるため、選択外です。

しかし、ノートパソコンを選定しようと比較すると、マックの長所・利点は、ユーザーニーズに合致していると感じる。（欠点は、内蔵カメラがチープなことくらいか。キーボードも改善されているし）

なお、税理士業務では、動画等は使いませんが、資料を複数参照するため、数多くのエクセル、ｐｄｆファイルを開きっぱなしにすることが多いので、やはりノートパソコンの基本スペックはケチらない方が良いと思います。

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