当事務所用)個人事業主の時から使用している個人名義の金融機関の口座 ③当該口座を法人成り後は不使用で2期目を迎えたケースのリカバリー方法は?

問題の所在

別の記事で、法人成り後に、個人名義の口座を、会社の口座として使用する可否を検討した。

しかし、過去に、既に、個人名義の口座は簿外にしている場合、

①それで進める?

②何かしらの方法で修正し、普通預金a/cとして取り込む?

のいずれがベターか?

 

結論

「個人名義のクレジットカードでの立替支払が複数あり、それを減らすことが難しい場合」には、

それを社長様へ説明して、「②何かしらの方法で修正し、普通預金a/cとして取り込む」へ変更する。

 

理由

まず、「個人名義のクレジットカードでの立替支払が複数あり、それを減らすことが難しい場合」には、

それまでの帳簿は、当事務所では、

・クレジットカードでの立替支払の計上 → 社長借入金(オリコ)a/c

・社長による立替経費の返済 → → 社長借入金(返済)a/c

と両建にしている(∵返済分を、各クレジットカードの債務ごとに消し込むのは不可能なため)

 

この両建ては、許容だが、各残高の検証ができない点が欠点になる。

 

個人名義の口座を会社の口座に取り込めば、各クレジットカードの決済支払いが滞留せず、口座上で自動で計上されていくので、「各クレジットカード毎の債務が、クレジットカード会社からの明細と一致する」という検証が可能になる。

なお、その際の段取りは、

・どこかの一時点で、各クレジットカードの債務を、クレジットカード会社からの明細と一致させる。

・その際、差額が生じるので、それを、いったん、社長借入金(残高調整)a/c を新設して実施しする。

・最後、当該残高を、社長了解の上で、おそらk、社長借入金(現金立替)a/cにチャージする、

となると考える。

また、これは期中に行うのが穏当である。

★なお、過年度遡及修正は困難だから、それはしない。

 

補足

当事務所の顧問先様(=法人成り)の場合を以下に整理する:

01、08、29、

・既に、ほとんどのカード名義を全部、法人名義に切り替え済で、

・例外的に個人名義のクレジットカードで支払った分は、現金立替経費に含めて計上している、

ので、問題ない。

 

04、40

・個人名義のクレジットカードで支払った分は毎月少数であり、

・現金立替経費に含めて計上している、

ので、問題ない。

 

23、30、38、50、54

個人名義のクレジットカードで支払った分は相変わらず多いので、

個人名義の口座を取り込むことを提案予定。