JDL IBEXクラウド組曲Majorの「相続税申告システム」で、未分割の申告の申告書を作成したときに、生命保険は未分割にしない根拠は?

問題の所在

JDL IBEXクラウド組曲Majorの「相続税申告システム」で、未分割の申告の申告書を作成したときに、生命保険も、取得者の入力欄を全部、「未分割」で統一したが、アラームは出ないが、「生命保険は、相続財産対象外であり、みなし相続財産である」と習ったので、未分割というのは違和感があるが、、、

 

結論

未分割の申告でも、生命保険は、各人の取得で入力する!

 

理由

以下の記事が参考になる:

 

生命保険金や生前贈与がある場合の未分割申告

https://souzokuzei-taisaku.link/hoken-seizenzouyo-mibunkatu

(以下、一部抜粋)

例えば被相続人Aの遺産が8,000万円、相続人Bを受取人とする生命保険金が2,000万円で、他に相続人Cがいたとします。

この場合で遺産8,000万円が未分割で申告するとなった場合、以下のように遺産を分割したとして相続税を計算します。

  • 相続人B:6,000万円(4,000万円+生命保険金2,000万円)
  • 相続人C:4,000万円

遺産(8,000万円)は法定相続分の1/2で計算し、それにみなし相続財産を加味して未分割申告をします。

なお、生命保険金の非課税枠である、法定相続人×500万は未分割申告においても控除することができます。

なので相続人Bの課税価格は5,000万円となります。(6,000万円ー2(法定相続人の数)×500万円)

 

補足

特記事項なし