当事務所用)自計化されている法人の顧問先様の月次決算のレビューの修正履歴の残し方は?

問題の所在

顧問先様で自計化されている場合、弥生会計の月次試算表をレビューをするが、以下のように「▼」+振替伝票、で済ませている:

 

エクセル台帳の修正

台帳や明細書のエクセルの内容が、間違えていたり、不十分だったり、余分だったり

→修正後のエクセルファイル名の末尾に▼を追加

 

仕訳の修正

  1. 原則として、すべての修正には「摘要欄の文言の末尾に、▼を入力」
    1. 科目の消費税の課税・非課税を修正する
    2. 金額を修正する
    3. 摘要欄の記載が間違え、不足、余分
  2. 科目に係るものは、上の「▼」に加え、「振替伝票に変更して修正仕訳」
    1. 科目を訂正する(例 通信費a/cから租税公課a/cへ訂正する)
    2. 科目を新設して置き換える(例 売掛金a/cから、売掛金(A社)a/c へ置き換える)
    3. 科目を追加する(例 源泉所得税、普通預金の振替手数料)
  3. 修正後の試算表をエクセル形式で保存。形式は、年間推移(=月次推移)の方のみ。
    (月次・期間の方は保存しない)

 

ここで、以下が問題となる:

  1. 上の修正を抽出する、修正した履歴が残っている必要があるか?
  2. 修正前後を保存しておく必要があるか?(例 顧問先様へのアピール)

 

結論

以下の通り:

  1. お客様が中小閉鎖会社→上のだけで十分。
  2. お客様が監査対象会社→考え中

 

理由

以下、上の a.について:

上の1.→ 最悪、仕訳日記帳の摘要の検索で、▼で検索すれば抽出できる

上の2.→ 修正の数で料金を請求するわけでもない

また、「▼だけ」なので運用しやすい。

 

補足

記号はなんでもいいのですが、従来、▼を使用してきたので。