当事務所用)自計化されている法人の顧問先様の月次決算のレビューの修正履歴の残し方は?
問題の所在
顧問先様で自計化されている場合、弥生会計の月次試算表をレビューをするが、以下のように「▼」+振替伝票、で済ませている:
エクセル台帳の修正
台帳や明細書のエクセルの内容が、間違えていたり、不十分だったり、余分だったり
→修正後のエクセルファイル名の末尾に▼を追加
仕訳の修正
- 原則として、すべての修正には「摘要欄の文言の末尾に、▼を入力」
- 科目の消費税の課税・非課税を修正する
- 金額を修正する
- 摘要欄の記載が間違え、不足、余分
- 科目に係るものは、上の「▼」に加え、「振替伝票に変更して修正仕訳」
- 科目を訂正する(例 通信費a/cから租税公課a/cへ訂正する)
- 科目を新設して置き換える(例 売掛金a/cから、売掛金(A社)a/c へ置き換える)
- 科目を追加する(例 源泉所得税、普通預金の振替手数料)
- 修正後の試算表をエクセル形式で保存。形式は、年間推移(=月次推移)の方のみ。
(月次・期間の方は保存しない)
ここで、以下が問題となる:
- 上の修正を抽出する、修正した履歴が残っている必要があるか?
- 修正前後を保存しておく必要があるか?(例 顧問先様へのアピール)
結論
以下の通り:
- お客様が中小閉鎖会社→上のだけで十分。
- お客様が監査対象会社→考え中
理由
以下、上の a.について:
上の1.→ 最悪、仕訳日記帳の摘要の検索で、▼で検索すれば抽出できる
上の2.→ 修正の数で料金を請求するわけでもない
また、「▼だけ」なので運用しやすい。
補足
記号はなんでもいいのですが、従来、▼を使用してきたので。
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