法定調書合計表に記載+添付する、役員+従業員は?

問題の所在

法定調書合計表に記載+添付する、役員+従業員は、分かりにくい。

事例として、役員報酬が年 250万円(ただし年末調整なし)で、要提出者にカウントされなかったので、備忘メモ。

法定調書合計表は、やよいの給与計算では作成できないが、弥生給与では作成でき、この集計を原則、自動でやってくれるのですが、想定通りに出力されないときに、それまでの入力ミス等が発見できるので、最低限の知識は必要。

結論

役員に引き直せば、

(完全、不完全とも)年末調整をした役員(=完了した、確定申告はしない者、甲欄の者)

役員報酬の年額が、150万円超

年末調整をしない役員(=確定申告をする者、乙欄の者)

役員報酬の年額が、50万円超

 

理由

以下の通り:

No.7411 「給与所得の源泉徴収票」の提出範囲と提出枚数等

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hotei/7411.htm

補足

「役員の源泉徴収票は原則として提出」という短絡的なおもいこみをしていたが、

・甲欄でも、年収150万円以下

・乙欄だと、50万円以下

の人は、提出義務なし

ただし、(誤って?)出す分には、、、問題ない。そもそも法定調書合計表の提出は明確な義務ではないから。