「所望します」は謙譲語でOK?

問題の所在

所望する は便利な言葉なので多用するので、一応の確認。

結論

ググった最初の記事だが、よくまとまっている:

「ご所望」正しく読めていますか? 正しい使い方で丁寧な言葉遣いを

https://news.mynavi.jp/article/20210825-1934639/

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ご所望は、「欲しいと思っている・望んでいる」という意味の言葉で、「ご」がつくことで丁寧な敬語表現になります。「所望」だけだと、敬語表現ではなく、「自分が望んでいる・欲しいと思っている」という意味をもつ名詞になるので、使う場面や使い方にはじゅうぶん注意してください。

■自分を主語にするときは注意が必要!

先述した通り、ご所望は敬語表現なので自分を主語に使うのは望ましくありません。上司や恩師、取引先の人など敬う対象の人が何かを欲しいと思っていたり、望んでいたりする場合に使う言葉だと把握しておきましょう。

もし、自分を主語に「所望」を使いたいのであれば、「ご」はつけません。「〇〇を所望している」のように使い、丁寧な言い回しにしたいのであれば「所望いたします」といった表現を使うようにしましょう。

■ご所望は接頭語のついた敬語表現

ご所望という言葉は、所望に丁寧な意味にする接頭語「ご」がついて敬語表現になっています。場面や使う相手によって使いわけ、目上の人に不快な思いをさせないように気をつけましょう。

自分がへりくだって相手の立場を高くする謙譲表現として使う場合は、「所望いたします」が適切です。自分が欲していることを示しているので、丁寧な意味をもつ「ご」は使いません。

また、尊敬語として使う場合は「所望される」と使います。「所望する」を敬語表現にした形で、「する」の敬語表現である「される」と一緒に使います。すでに「される」と敬語を使っているのにもかかわらず、「ご」を頭につけてしまうと二重敬語になるので好ましくありません。

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理由

特記事項なし。

補足

特記事項なし