新設法人の場合、賃借料a/cとリース料a/cのどちらを使う?

問題の所在

リース料やレンタル料(まれに家賃を)、賃借料a/cやリース料a/cで計上する。

引継ぎのお客様の場合には、わざわざ変更する必要はないが、新設

ググると、せいぜい、「リース契約はリース料a/c、レンタル契約は賃貸料a/c」程度の解説しかないが。

結論

賃借料a/c を使う。

理由

また、試算表上、リース契約とレンタル契約とを分けたいニーズは、まずない。

リース契約に基づく支払いも、レンタル契約に基づく支払いも、中小企業の税務会計では、計上額がそのまま損金になり、別表調整等は不要である(特にリース取引は、そのように調整されている)

レンタル契約をリース料a/cで処理するのは不正確であるが、他方、リース契約を賃借料a/cで処理するのは許容感がある。

つまり、賃借料a/c の方が、リース契約とレンタル契約とをまとめて仕訳する科目として融通が利く。

補足

まあ、好み。