lookup関数の特徴は?

1.問題の所在

当事務所の、エクセル台帳を弥生会計の仕訳インポートに整形する際に不可欠な、lookup関数。

これまで不具合がなくて来ているが、業務の品質に関わるので、エラーが表示された際、その内容を把握できるよう、備忘メモ。

2.結論

以下の解説記事を参照。

https://excel.syogyoumujou.com/function/lookup.html

特に、以下の点。青はメリット、赤は要注意:

  1. 「検査範囲」内に空白セルが含まれている場合
    →検査範囲に空白セルが含まれている場合、そのセルは無視された状態で検索が行われます。
  2. 「検査値」に「検査範囲」内未満の値を指定した場合
    →検査値に、検査範囲に含まれる値未満の値を指定すると、エラーになります。
  3. 「検査値」の値が「検査範囲」内の値を超過する場合
    →検査値に「検査範囲内の値を超過」する値を指定した場合は、エラー表示にはなりません。その際には、検査範囲の中で、検査値に最も近い小さな値にまとめられます。小数点の場合も同様です。
  4. 「検査範囲」に同じ値が複数存在する場合
    →検査範囲内に同じ値が複数存在した場合は、最も上の値が優先されます。

3.理由

特記事項なし。

4.補足

よく解説書に「検察範囲は文字コードの昇順並びであることが必須」とあるが、端的にいうと、
lookup関数の検索の仕方が、一方通行、かつ、最初の数値より上へ上へと検索するため、と考える。

つまり
仮に、検索の途中で、直前の数値より小さいものがヒットしてもスルーされてしまうから、
となると考える。