(L様用)前年の各月の月次決算の処理ミスを遡及修正するか?
問題の所在
前年の月次決算で、消費税の課否判定や、税率や、部門別計算の部門を間違えていたことに気付いた場合、その取引をAとし、正しい処理をBとすると、
- 過去の月次で、AをBに上書きし、遡及して修正する
- そうはぜすに、その後の月の月次で、Aを取り消し、かつ、Bを起票する、
のいずれかにするが、ケースバイケースである。
進行年度の月次決算の場合には、2.で行くと思うが、
他方、L様の場合、月次レポートが、対前年同月比の様式のため、過年度の金額を上の 2.のままだと、
進行年度の月次レポート上、当期と前期の金額のビヘイビア(傾向)がズレてしまう。
(過年度を修正すれば、ズレないが)
結論
過年度分は修正しない。
進行年度の月次レポートで、前年同月の金額とビヘイビアがズレていたら「過年度の処理が誤っていたため」で済ませる。
理由
正直、過年度分を遡及修正して訂正する手間は大変。
また、L様自体、金額の差異分析に細かくこだわる会社様ではないため。
補足
特記事項なし
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