JDL IBEXクラウド組曲Majorの法人税申告書で、データの次期繰越ができないときの解決法は?

問題の所在

税務ソフト上での、前年度データの当期への繰越処理は、意外と頻繁にはしないため、うまく実行されないと、正しく年度更新をするのに時間がかかってしまう。例えばこんな不具合。

今年の会計期間が「令和2年3月1日ー令和3年2月28日」で、前年(=「平成31年3月1日ー令和2年2月29日」のデータを翌期に繰り越そうと、「5.申告書データの繰越」をクリック。

処理を進めると、画面上、決算年月日は「平成31年2月28日」となっていて、これを翌期に繰り越そうとしても、前年に作成済の「平成31年3月1日ー令和2年2月29日」とダブってしまい、何度繰り返しても無限ループ。

画面の結果が「スキップ(先同一(の会社の、同じ)会社マスター(が既に)有」というメッセージ自体は納得するが。。。

 

結論

法人税申告ソフトのトップ画面の「10.処理対象年度」をクリックすると、2年前のファイルを対象と選んでいた。

(下の写真で、右の一番上に「令和2年4月1日以降分」とあるのは、トラブルが解決後に、この記事のために画面ショットを作成しているため)

上で、クリックされている「3.平成30年4月1日以降終了分」を、「4.平成31年4月以降終了分」に変更して確認ボタンをクリックし、戻って「5.申告書データの繰越」をクリックすると、データ繰越が正常に完了した!

 

理由

ちなみに、上の画面の左下のHELPアイコンを押すと、

上のリンク先をクリックすると、下のウェブ上のトラブルシューティングが現れる:

上の画面の赤枠をみると「既に次年度のマスタは作成済」とある。

上の記述の通り、確かに次年度(=平成31年4月1日以降開始分)は作成済だったわけで。。。

 

補足

今回は、有料オペレーターに問い合わせ、すぐに解決。

弥生PAPのコールセンターも同様ですが、各社とも、オペレーターの方は優秀!