ZOOMオンライン授業▼wacom oneでpdfにメモ書きを追記できる?
問題の所在
会計大学院のオンライン授業で、やはり黒板が必要であると考えている。
黒板には、
- 予め、手書き(pptでもいいが)をpdfにしてアップしておく、
- ライブ感覚で、実際にペンでかく
が考えられるが、制約の多いオンライン授業では、一応、両方できるように環境を整備しておいた方が安心である。その方法を確認しておく。
この点に関し、wacom one の投稿記事の中で、pdfに追記できることが紹介されている。
とりあえず、ひとつ、以下の参考リンク先:
【テレワークにおすすめ】液タブの業務利用で作業効率をUPさせよう
https://news.mynavi.jp/kikaku/20200326-994508/
なお、上で Acrobat DC で可能とされている「署名」は、手書きでフリーに書くことではないことに注意。
ウェブ上にアップされている記事を色々見ると、microsoft edge の最新版の1つ古い版(=レガシーと呼称されているよう。ちなみに、私のパソコンにインストールされている版)の右上に、筆の形をした小さいアイコン(=メモを追加する)があり、それを押すと、ウェブ画面上のものにペン書きができるよう。
(その機能を「webノート」と呼ぶよう。)
(ちなみに、そのレガシーより後の最新版のEdgeでは、webノートは停止しているそう→<2020/6/27追記 最新版に自動で更新されてしまったが、レガシー版と同様に、追記が可能である)
他方、ブラウザーは、ググることを目的に、通常は、直接、起動するが、ここではそのように開いてはいけない。
「敢えて、エクスプローラー中のフォルダ中のファイルについては、アクロバットやブラウザーから(拡張子がないにもかかわらずそのまま)右クリックから開けることができる。」ことがポイントになる。
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もちろん、開くアプリケーションは、アクロバットなり、ブラウザーなりである。
ここで、上の、webノートが効いてくる。つまり、「ブラウザーのうち、microsoft edgeレガシー で開けたものだけが、文字を追記できる」ことになる。
この点を分かりやすく紹介されている記事は、以下:
Edge(Windows10) 、PDF ファイルの表示と手書き入力
以上を踏まえ、wacom one を購入し、私が講義で使用するpdfを、edgeで開けてみたが、webノートは、使えるものと、白黒表示のままのものに分かれた。なぜ?
結論/理由
別のサイトの解説では、「アクロバット リーダーDCで開けて、液タブで文字を書く」旨が解説されていたが、対照実験をした結果、セキュリティ設定をしていないpdfはうまくできたが、セキュリティ設定をしたpdfでは無力であった。
つまり、開けるアプリが、アクロバット リーダーDC、アクロバット ライター9 のいずれであろうが関係ないことが確認できた。
そうなると、画面が使いにくいDCは意味がないので、アンインストールした。
なお、セキュリティ設定をかけているpdfファイルも、テキスト出力は可で保存していたためか、ペンシル操作で、薄い青色でマーカーするくらいはできた。
補足
なお、「会計大学院のレジメのpdfファイルを、「PW有りの一式」「無しの一式」の2セットを用意することも思案したが、pdfに書くことといっても、余白に書くことは限定されるので、であれば、白紙(ホワイトボードに書く)こと専用にした方がいいと判断した。 → 授業の進行上、従来、指し棒でスクリーン上の該当箇所を指し示すことが多かったので、それを、励行したいところ、液タブでpdfの画面上を指し示すことは有効であるとわかったため、PW有りを用意することにした。
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