(税理士用)法人税の申告でe-tax(インストール版)で財務諸表を追加送信したら「追加可能な追加送信が存在しません」と表示されたら?
問題の所在
e-taxで財務諸表を電子申告するのは、以下の2ステップの作業から成ります:
- 先に、所管の税務署宛に、法人税等の確定申告書(と、税務権限代理証書と、「勘定科目内訳書+事業概況書」)を電子送信する
- その時の送信票を取り出し、それに紐付けて、財務諸表のXBRL形式のデータを追加送信する
です。
この2ステップ目で、「追加可能な追加送信が存在しません」と表示されたら?
以下のポイントも確認し、異常なし。
- 「基本情報(B)」の中の入力情報の一部が、保存を繰り返すうちに欠損していないか?
(→確認した) - 署名ができているか?★署名ができない場合の2大原因は、①上の基本情報の欠損、②作成保存の押し忘れ
(→①②ともクリア) - 当初の送信が、カラだったのでは?
(管轄の税務署の管理運営部門に電話で聞いてみたところ、当初分は受信済のこのこと) - 帳票等一覧で作成した追加送信表の作り方にミスがあったのでは?
(→e-taxのヘルプデスクの方と、DLする帳票から確認したが、合っていた)
では次の一手は?
結論
今回は、e-taxのヘルプデスクの方に相談しましたが、原因不明でした。
したがって、郵送で提出することにしました。提出先の税務署に、ダンドリを聞いたところ、
- そもそも、「法人税等の申告書は電子送信し、財務諸表は紙で」というケースはよくある」とのこと
- 当初送信時の受付月日と受付番号をメモ書きして同封頂ければ十分とのこと
でした。
理由
解決しないこともある。
補足
e-taxのヘルプデスクへは、電話で質問でき、税理士と名乗っても丁寧に説明していただけます。
なお、そのやり取りの過程で、不具合の原因が、
「追加送信を(民間ソフトでない)e-taxソフトで実行したい場合には、当初申告も(民間ソフトじゃない)e-taxソフト経由でないと、できない仕様であるため」
という説明を頂いたが、以下を見ると、それは違うよう:
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