源泉所得税の、甲欄と乙欄の違いは?

1.問題の所在

アルバイトの従業員が多い業種では、源泉所得税の金額の設定上、甲欄と乙欄を区別する必要があります。

 

2.結論

以下のリンク先が参考になります。

要は、「「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」の「提出の有無」で判定されます。

源泉徴収税額表の甲・乙・丙欄について

https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/202849490-%E6%BA%90%E6%B3%89%E5%BE%B4%E5%8F%8E%E7%A8%8E%E9%A1%8D%E8%A1%A8%E3%81%AE%E7%94%B2-%E4%B9%99-%E4%B8%99%E6%AC%84%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

 

3.理由

特記事項なし。

 

4.補足

実務上は、

正しくは乙欄の人を、誤って甲欄で控除してしまっている場合((=源泉所得税額が過小になっている)に、どんなペナルティがありうるか?

であろう。

仮に混同していた場合ですが、 これが発覚する可能性は、 ①3年ごとの年金事務所での適時調査か、②税務署の税務調査です。

 前者は、年金漏れの摘発がメインであり、源泉所得税の過少を逐一、税務署へ報告はしていない、スルーしていると推察されます。

後者の税務調査はいつ当たるか未定です。