L様用)エクセルで、他の複数の表の各々の合計金額をSUMIF関数で計算したものを一表に上から転記し、その合計をsum関数で集計したところ、#VALUE! と表示されるときの原因は?
問題の所在
関数で集計するエクセル表を運用しているが、
他の複数の表の各々の合計金額をSUMIF関数で計算したものを一表に上から転記し、その合計をsum関数で集計したところ、一部の列で #VALUE! と表示される。
今後も生じる可能性があるため、潰しておくため、原因を調査した際の備忘メモ。
結論
貼り付け元データの金額欄に、**** が入力されていたため。
★ SUMIF関数のエラーが出ている列を仔細に見直したところ、上の **** に対応する行に、既に、#VALUE! が表示されていた (^^)
理由
特記事項なし
補足
なお、Copilotにきいたところ、以下の通り。。。。まあ仕方ない (^o^)
これはよくあるExcelの落とし穴ですね。#VALUE!
エラーが出る原因として、以下のようなケースが考えられます:
✅ よくある原因と対処法
1. SUMIFの結果に「文字列」が混じっている
SUMIF
関数の結果が数値ではなく「文字列」になっていると、SUM
関数で合計できず#VALUE!
になります。- 特に、セルに数値が表示されていても、実際には
'123
のように「文字列としての数値」になっている場合があります。
対処法:
ISNUMBER
関数で確認:=ISNUMBER(A1)
→FALSE
なら文字列。VALUE
関数で数値に変換:=VALUE(A1)
を使ってみてください。
2. 空白セルや非表示のエラーが含まれている
SUMIF
の結果が空白セルになっていても、実は内部的にエラーや文字列が含まれていることがあります。
対処法:
IFERROR
でエラー処理:=IFERROR(SUMIF(...), 0)
でエラーをゼロに置き換える。TRIM
やCLEAN
で不要な文字を除去するのも有効です。
3. セル参照の形式が不一致(配列 vs 単一セル)
SUMIF
の結果を複数の表から集めている場合、配列の形が揃っていないとSUM
でうまく集計できません。
対処法:
SUMPRODUCT
を使うと配列の不一致に強いです:
=SUMPRODUCT(SUMIF(...))
4. セルに数式ではなく「文字列としての数式」が入っている
- 例えば
'=SUMIF(...)
のように、数式が文字列として入力されていると、計算されずに#VALUE!
になります。
対処法:
- 該当セルを選択して、F2キー → Enterで再入力してみてください。
🔍 トラブルシューティングのヒント
SUMIF
の結果を集めた表のセルを1つずつ確認して、数値かどうかをチェック。=TYPE(A1)
を使うと、値の型がわかります(1=数値、2=文字列)。SUM
の代わりにSUMPRODUCT
を使うと、より柔軟に集計できます。
もしよければ、具体的な数式や表の構造を教えていただければ、もっとピンポイントで原因を特定できますよ。どこかでVBAを使って転記している場合も、型変換の処理が関係しているかもしれません。
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