当事務所用)【2025/8/25時点】キャッシュレス納税に対する当事務所のスタンス

問題の所在

法人税等の納付では、これまで金融機関等で納付書で納付いただいておりますが、国税庁では数年前から、ネットやATMやクレジットカードで納付することを要請しています;

https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/24200042/noufu_denshi.htm

G-2-3 インターネットバンキング等からの納付手続

インターネットバンキング口座などから納付する方法

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当事務所の現状は、以下のとおりです。

① 原則として、従来通り、納付書での納付を推奨。

② キャッシュレス納税をご希望の場合には、国税・地方税ともに、ネットバンキングのPay-easy(ペイジー)方式を推奨します。
★それ以外の方法は、ご希望があれば個別に対応します。

③ 地方税の、(給与から天引の)毎月の住民税の納付については、ご希望があれば個別に対応します。

この事情をまとめておきます。

 

結論

主な理由は以下のとおりです:

国税と地方税で、キャッシュレス納税のシステムが別々

システムが操作しにくい

会社のご担当者様が、その、別々の、操作しにくいシステムの操作を、理解する必要がある

消去法で

 

理由

以下の事情によります。

国税と地方税で、キャッシュレス納税のシステムが別々

キャッシュレス納税をするとして、事前の設定や納付時の操作が2回あります。煩雑です。

システムが操作しにくい

システム自体は無料ですが、その分(?)操作がしにくいです。

会社のご担当者様が、その、別々の、操作しにくいシステムの操作を、理解する必要がある

税理士は解説はいたしますが、税理士が代わりに納税はしないため、操作は会社のご担当者様が行いますので、理解する必要があります。

消去法で

仮にキャッシュレス納税をする場合には、消去法で、Pay-easy(ペイジー)による納付方法は、中庸的には使えると考えます。

 

補足

なお、Pay-easy(ペイジー)による納税方法の解説は以下の1),2):

1)

国税も地方税もペイジーダイレクト納付!

https://www.pay-easy.jp/news/2024/20241202-direct.html

(以下、一部抜粋)

 

<詳細はこちら>

■国税庁HP
国税庁   https://www.nta.go.jp
[手続名]ダイレクト納付の手続
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nofu/index.htm

■地方税共同機構HP
eLTAX https://www.eltax.lta.go.jp/
ペイジー(Pay-easy)を介した納税の手順
https://www.eltax.lta.go.jp/kyoutsuunouzei/sousa/pay-easy/

*ペイジー「ダイレクト納付」とは
税金や手数料等を納付する方が、官庁のシステム等にアクセスして、電子申告・申請を行うことにより、簡単な操作で電子納税・納付することが可能となるサービスです。
より迅速かつスムーズな電子納税・納付が可能となります。

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2)

国税・地方税の電子納付ならペイジーが便利!e-Tax・eLTAXと併用して納税をスムーズに

https://www.pay-easy.jp/knowledge/2025/04/e-taxeltax.html

(以下、一部抜粋)

 

6.ペイジーで電子納税をしてみよう!

ペイジーで電子納付を行うには、主にダイレクト納付・ネットバンキング利用の2種類の方法があります。

ダイレクト納付を利用する場合

ダイレクト納付とは、事前に税務署へ「ダイレクト納付利用届出書」を提出し、登録した預貯金口座から、e-Taxを利用して即時または指定した期日に電子納付が可能となる手続きです。
この方法を使うとインターネットバンキングの契約をしていなくても納付が可能となりますので非常におすすめです!
ただし、ダイレクト納付を利用するには、事前登録が必要です。e-TaxとeLTAX、どちらも初回のみの手続きとなり、審査には1か月ほどかかるため、早めの登録をおすすめします。
また、税理士さんが納税者に代わって納付手続きを行うことも可能となります。
その際には事前に納税者本人の納税用確認番号等の登録が必要となりますのでご注意ください!

事前登録

e-Taxの場合

  1. e-Taxの開始(変更届など)届出書作成・提出コーナーにアクセスします。
  2. 「個人」「法人」「税理士」から該当するものを選択します。
  3. 画面の案内に従い、必要事項を入力して送信します。
  4. 「ダイレクト納付利用届出書」をダウンロードし、必要事項を記入。(法人の場合はオンライン提出不可)
  5. 所轄の税務署へ提出します。
  6. 審査完了後、ダイレクト納付が利用可能になります。(待機目安:1か月ほど)

eLTAXの場合

  1. PCdesk(WEB版またはDL版にログインし、口座情報を入力して仮登録します。
  2. 口座振替依頼書および送付先ラベルを印刷し、必要事項を記入の上、指定金融機関に郵送してください。
  3. 金融機関による審査が完了後、PCdesk上で審査結果が確認できます。

納付手続き

e-Taxの場合

  1. e-Taxにログインし、メインメニューの「申請・納付手続きを行う」を選択します。
  2. 「申告・申請・納税」画面の「新規作成」→「操作に進む」を選択します。
  3. 申請する計算書の項目を選択します。
  4. 提出先を確認し、「次へ」を押下してください。
  5. 必要事項を入力し、「次へ」を押下してください。
  6. 確認後、データを送信。
  7. 手続きを完了すると受信通知に「ダイレクト納付完了通知」が格納されます。

スクリーンショット付き解説↓

なお、2024年4月1日からダイレクト納付がさらに便利になった自動ダイレクト納付が登場しました。
こちらは申告データの送信(文章説明7番)の画面にて「自動ダイレクトを利用する」を選択することにより、申告データの送信と併せてダイレクト納付の手続きを行える機能となっています。 この機能を利用するとなんと、メッセージの受信後に行っていた「ダイレクト納付」の手続きが不要となります!

eLTAXの場合

  1. PCdesk(WEB版またはDL版にログインし、「納付情報発行依頼の確認・納付」を選択します。
  2. 納付情報一覧から該当する明細を選択し、「次へ」を押下してください。
  3. 納付内容を確認し、納付方法を選択します。
  4. 最終確認後に「次へ」を押下して手続き完了!

ネットバンキング(登録方式)を利用する場合

ネットバンキング方式での電子納付は、e-TaxまたはeLTAXを通じて納税情報を送信し、金融機関のインターネットバンキングを利用して納税を行う方法です。
事前に以下の準備が必要になります。

e-Tax/eLTAXの準備
マイナンバーカードまたは電子証明書の取得が必要です。(市区町村の窓口で発行可能です)
PCにカードリーダーを接続して使えるようにします。

利用者識別番号の取得
e-Taxの場合、新規取得ページで法人情報を入力し取得します。

e-Tax/eLTAXでの申告
e-TaxまたはeLTAXにログインし、納税情報を入力後、「納付番号」を取得します。

ペイジー対応金融機関での納付手続きの場合

  1. 銀行のインターネットバンキングにログインします。
  2. 「税金・各種料金の払込み」または「ペイジー」を選択します。
  3. e-Tax/eLTAXで取得した「納付番号」を入力します。
  4. 金額や納税情報を確認し、手続き完了!

詳細な手順や注意点については、eLTAXの公式サイトも併せてご参照ください!

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