m様用)別表六(四)の記載上、留意する点は?

問題の所在

別表六(四)の記載はモヤッとしているので、考えをまとめた際の備忘メモ。

 

結論と理由

以下の通り。

なお、以下の事例では、毎月、配当金(又は分配金)を受領している。

当初は1年分を1列に合計記載をしていたが、親会社の申告書に倣い、毎月の配当受領ごとに1列ずつ記載するへ変更済。以下はそれを前提:

 

「1 国名」

アメリカ ではなく 米国 と記載する。

<理由>他社事例で2社とも米国と記載していた (^o^)

「2 所得の種類」

配当所得 と記載する。

<理由>他社事例で「配当金」とあったが、、、、親会社の申告書でも「配当所得」と記載していた ★おそらく書籍の記載例を踏襲したものと推定 (^o^)

「3 税種目」

源泉所得税 と記載する。

<理由>世界の税を想定するのでモヤッとする欄ですが、、、他社例で「所得税」とあったが、親会社の申告書では「源泉所得税」となっていたのに倣う ★おそらく書籍の記載例を踏襲したものと推定 (^o^)

「4 納付確定日(納付すべき日)又は納付日」

みずほ証券から毎月到着する計算書の「支払確定日」を記載する。

<理由>どの日を記載しても大過ないが、当初は勢いだけで当該計算書の作成日を記載したが、親会社の申告書では支払確定日にしてあり、確かに条文上、この日に確定すると思い出したため。

「6 事業年度又は計算期間」

無記載とする(空欄に戻す)

<理由>投資先であるETFの毎月の計算期間は当初の契約書や上の計算書にも記載がない。
この点に関し、他社事例では空欄にしていた。
他方、親会社の申告書では、例えば7月分の列では 5/11から6/10 と記載している。確かに国内源泉納付の毎月の納付は10日までではあるが、、、、
こういう場合には、「根拠がないことは記載しない原則」に従い、無記載、空欄を勧奨する。

 

補足

特記事項なし