当事務所用)パソコンの予備機を用意しない理由とそのための対応は?

問題の所在

当事務所の業務上、パソコン(→ノートパソコン)は必須である。

だとすると、予備機を用意しておく、という気になるが、、、、

★なんとなく更新前の旧パソコンを「代替機」として廃棄せずに近くに置いているが、、、、

ESETの契約更新期にふと思い、整理した際の備忘メモ。

 

結論と理由

1.方針

代替機は用意しない。

 

2.理由

1)会計ソフト、税務ソフトのロイヤリティの縛りが大きいので、予備機用に余分な契約をするのは割高である。

2)本番機と同じ設定を予備機で同期キープするのも大変。

3)以下の「対応」で残余リスクを受容できることが前提で。

 

3.対応

(1)紛失するリスクを軽減する観点から:

①発想を、「予備機を準備」から「紛失しない」へ変える。

②入れ物を大きくする。キャリーバックスタイルにする。

 

(2)紛失した場合のリカバリーの観点から:

①起動時パスワードはつけておく

②クラウドサービスをなるべく利用する

③紛失した場合に新PCを購入して再設定をする際にスムーズにいくよう、同じメーカーのPCを継続する

 

(3)故障した場合のリカバリーの観点から:

①ノートパソコンは故障しにくいものを使用する

②故障した場合に再設定をする際にスムーズにいくよう、同じメーカーのPCを継続する

 

補足

予備機を設けないメリットは以下:

・予備機用のソフトウェアのライセンス料の負担がなくなる

・その負担がない分、本番機に高価なPCを買ってもいいと思える。

・予備機はどうしても本番機より安いものになりがち。愛着もなくなる、操作も遅くなる。

・予備機の管理の煩雑さから解放される。