弥生会計AEで、2割特例の候補者(=インボイス登録した旧免税事業者)の未払消費税の計算の段取りは?

問題の所在

いわゆる2割特例の対象の事業者(以下で「旧免税事業者」という)には、既に課税事業者(以下で「旧課税事業者」という)の申告に若干、手を加える必要がある。

その備忘メモ。

★なお、本則課税と簡易課税の選択は済んでいる以降の段取り。

 

結論

弥生会計AEの、「消費税設定ー経過措置設定ー □インボイス少額特例の適用対象に該当する」について、

1)いつも通り、消費税等申告書第一表をpdf化し、未払消費税等a/cの金額を算出し、ファイル名の末尾にする
 ★ r0603_未払消費税等(第一表)494700.xlsx

2)以下の弥生の記事通りに2割特例ベースで、同上:

★以下の記事が参考になる

インボイス制度の2割特例を適用して消費税申告を行う場合

https://support.yayoi-kk.co.jp/faq_Subcontents.html?page_id=28006&grade_id=AE

(以下の「補足」に、一部抜粋)

3)上の1)と2)のうち、当然、税額が小さい方を採用。

4)いつも通り、CF_消費税.xlsx で消費税精算仕訳を作成

 

理由

特記事項なし

 

補足

(上の一部抜粋)

2割特例の適用の設定

[消費税申告書設定]で2割特例の適用を設定します。

  • [決算・申告]メニューの[消費税申告書設定]を選択し、[消費税事業所設定]をクリック、またはクイックナビゲータの[決算・申告]カテゴリの[消費税申告設定]をクリックします。
  • [事業所情報]タブ、[申告書設定]タブの内容を確認し、設定します。各項目の設定については 消費税申告書の基本情報の設定 を参照してください。
    2割特例の適用を受ける場合は、[申告書設定]タブの[2割特例(税額控除に係る経過措置)の適用]にチェックを付けます。

    [2割特例(税額控除に係る経過措置)の適用]項目が表示される条件

    2割特例の項目は、以下の条件をすべて満たす場合に表示されます。

    • 弥生会計(やよいの青色申告) 24(Ver.30.0.1以降)である
    • 消費税申告書の期間が会計期間と一致している
      ※[申告区分]が「中間」の場合は表示されません
  • [OK]をクリックします。

 

消費税申告書、付表の作成

[消費税事業所設定]で2割特例の適用を設定すると、2割特例に対応した消費税申告書および付表6が作成できるようになります。
消費税申告書の作成 に従って作成してください。

消費税申告書
2割特例に対応した消費税申告書では、下図の[税額控除にかかわる経過措置の適用(2割特例)]欄に〇が付いています。

付表
2割特例を適用した場合は、付表6の提出が必要になります。

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