紹介記事)資金繰り表について

中小企業の経理実務上、資金繰りの管理が一番大事です!

★特に、工務店様など、先にまとまった支出が生じ、まとまった入金が後になる業態では有効です。

他方で、資金繰りの管理方法には、決まりきった方法はなく、ご担当者は苦労されているようです。

そこで、最近、配信された記事を以下にアップします。

★製品の宣伝文句もしれっと挿入されていたりしますので (^^♪、 ご留意ください。

資金繰りの管理に着手してみよう!と思えたら幸甚です。

★ネットで既製品を買おうとすると数十万円もし、かつフィットしないことがほとんどです!創意工夫して自分でエクセルで作ります!

 

資金繰り表やスマート取引取込の活用で業務効率化!経営に新風を起こす5代目がやったこと【株式会社田中工業所】

(以下、一部抜粋)

独自の資金繰り表活用で、先回りの資金調達を可能に

資金繰り表を活用して経営改善も行われているそうですね。

はい。資金繰り表に関しては、入社当時から作成を始めました。もともとは、銀行から資金繰りに関してつっこまれるのを避けるために取り組んだのですが、今では経営に必要不可欠な表です。

最初は自分で検索しながら見よう見まねで作りました。月毎に出入金を管理すれば、いつどのようなお金の動きがあるか常に明確になるため、大きな支払いの時期を調整し、不安定な経営状態を防げるようになったんです。銀行への融資依頼の際にも、確実な返済日などを具体的に伝えられるため、会社としても信頼度も大きく上がったように思います。

自社のお金の動きがまったくわからない場合は、日繰り表を作成するのも有効です。1か月のお金の動きがある程度把握できるようになってくれば、毎日記録しなくてもいいですが、一度作ってみると自社のお金の動きがよくわかりますよ。

 

どのようことに気を付けて資金繰り表を作成しましたか

ベースとなるフォーマットはあっても、自社に最適な資金繰り表になるように自作することがポイントです。私は月を3分割して資金繰り表を作成していますが、常に改善を重ね、実は今でもアップデートを繰り返しています。入金額の増減などが発生した場合も、すぐに反映させ、気になった時にすぐに確認できるようにしておくことも大切ですね。

また過去の出入金記録をさかのぼり、ある程度お金の動きの予測を立てた「未来資金繰り表」も半年先まで作成できればさらにいいと思います。大きな支払いは、予想される出金を見てタイミングを決める必要があります。自社のお金の動きを俯瞰して見られるようになったことで、より正確な決断ができていると感じます。

具体的な資金繰り表の作成時には、弥報オンラインの「資金繰り表作成」に関する記事も非常に参考になりました。何から手を付けていいかわからない時は、こういったまとめ記事を活用するのも有効かと思います。

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