郵送されてきた算定基礎届には、75才以上の被用者が記載されているが、弥生給与の算定基礎届では表示されない。どうする?

問題の所在

郵送されてきた算定基礎届には、

・1枚目 → パート従業員2名のB氏、C氏

・2枚目 → 75才と4か月経過した社長A氏

が記載されている。

他方、弥生給与の算定基礎届では、1枚目のB氏、C氏のみで、2枚目は表示されない。

どちらが正しいの?

 

結論

当然、郵送されてきたものが正しい。

以下の理由にある、弥生給与の設定を変更して、算定基礎届の2枚目を出力する。

 

理由

まず、郵送されてきていて、「該当がない場合には提出不要」の旨の注書き等もないので、「2枚目のA氏の分を何がしか記載して返送する」しかない。

この状態を弥生会計で再現しようとするならば、この2枚目を、弥生給与上で、現在非表示のものを表示させる必要がある。

この点に関し、弥生給与のウェブ記事に以下のものがある:

75歳以上の従業員が[算定基礎届][月額変更届][賞与支払届用資料]に表示されない

https://support.yayoi-kk.co.jp/faq_Subcontents.html?page_id=25494

端的には以下の通り:

  1. 「社保」のタブで、健康保険と厚生年金保険料の被用者(と賞与から云々)の□のレが、75才を超えると弥生給与内の年齢テーブルで自動で外れているので、これを手でレを入れ直す
    ★なお、健康保険は5年前の70才の時にもう徴収されないのであるから健康保険はレが外れたままでokで、ターゲットは厚生年金保険料の方のみ。
    (=これで算定基礎届の対象にカウントされる)
  2. その上で、75才になり厚生年金保険料が徴収されないのであるから、厚生年金保険料の金額を0円に入れ直す。

補足

特記事項なし