S社様用)工務店の売上は、完成基準でも、完成工事高a/c、工事未収入金a/cの入金、未成工事受入金a/cの入金等があるが、これを仕訳取込でパターン化する方法は?▼(工事中)

問題の所在

普通の企業であれば、

・売上計上時 (借)売掛金 xx (貸)売上高 xx

・回収時   (借)普通預金 xx (貸)売掛金 xx

の1パターンで済み、エクセル仕訳取込み上もパターン化できるが、工務店の売上は、完成基準で、回収時が

・(借)普通預金 xx (貸)工事未収入金a/c

・(借)普通預金 xx (貸)未成工事受入金a/c ★分割入金の場合

・(借)普通預金 xx (貸)完成工事高a/c ★すぐ入金された場合

と3パターンがあるため、自動仕訳でこれらに分ける必要がある。

結論

以下の方針:

・仕訳エクセルの上で3パターンの設定をif関数で場合分けするのは過大負担。

・台帳上で3パターンの工事台帳上、「その回収が、未収入金の回収 / 前受金の入金 / 直接入金、のいずれか」を示すエクセルの列を決め、その情報で科目を選択する。

。その前提として、客先ごとの債権情報が必要。

・なお、計上の仕訳は、(借)売掛金 xx (貸)売上高 xx の1パターンのみでOK
(∵前受金の入金取引の前には、上の計上の仕訳が未発生のため)

・ただし、科目設定上は、工事未収入金a/cは1本にし、債権管理はエクセル台帳上で行ってもらう。

理由

・会社側では、「その回収が、未収入金の回収 / 前受金の入金 / 直接入金、のいずれか」を把握できているため、それに乗っかる。

・もちろん、人がやることなので間違えが生じるリスクはあるが、それは、他社でも仕訳後にBS科目をchするのであり、その一環だと位置づける。

補足

特記事項なし