前期の所得税の確定申告書を紛失してしまい、それを入手・見たい場合には?
問題の所在
会社設立の際、たまに、前年の個人事業主のときの所得税の確定申告書の手元控を紛失される方がいる。
繰越控除の可能性等もあるので、ないままではいかないし、
事業所得の青色申告決算書のBS期首残高の金額が必要でもある。
したがって、税務署控を閲覧・入手等をする必要があるが、その備忘メモ。
結論
閲覧請求と開示請求の2通りがある。以下の記事がググると最初にヒットする。
まあ、わかりやすい。
ポイントは、
- 閲覧請求の方
- 閲覧請求では、納税者本人または代理人が、税務署の窓口で過去に提出した申告書を閲覧することができます。
- 代理人が閲覧する場合は、委任状が必要になります。
- 閲覧の際にはメモ、写真撮影が可能です。閲覧請求では、紙面の申告書控えをもらえません
で、
4.の写真撮影が可能なら紙など不要で構わない。ただ、委任状が必要。それに実印を押すため、印鑑証明書も必要!
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以上の概要を理解して、国税庁の以下の記事を参照:
申告書等閲覧サービスの実施について(事務運営指針)
https://www.nta.go.jp/law/jimu-unei/sonota/050301/01.htm
理由
特記事項なし。
補足
以下、上のブログの委任状について引用する:
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次に、代理人が閲覧請求をする際に必要なものは以下の通りです。
- 申告書等閲覧申請書
- 委任状
- 印鑑登録証明書(委任状の実印に対するもの)
- 代理人の本人確認書類(運転免許証、健康保険証、住民基本台帳カードなど)
- 代理人の印鑑
代理人が閲覧請求をする場合は、納税者本人(委任者)による委任状が必要になります。
この委任状に納税者本人の実印(届出印)の押印があるため、この印鑑に対する印鑑登録証明書が必要です。印鑑登録証明書は申請日前30日以内に発行されたものに限られます。
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