法人で、お客様へ用に景品を購入したときの仕訳の科目は?

問題の所在

会員になってくれた(?)方に、景品で映画券を購入したときの仕訳の科目がすぐに出てこなかったので、ググった歳の備忘メモ。

 

結論

この事例では、保守的に、交際費a/c とする。

 

理由

以下の記事が参考になる:

【イベントの景品】経費の勘定科目は何?PR戦略のちょっとしたアイデア

https://nenga.lestas.jp/blog/gift-title/#:~:text=%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%8C%E9%A1%A7%E5%AE%A2%E3%82%84%E5%8F%96%E5%BC%95,%E8%B2%BB%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E5%87%A6%E7%90%86%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

(以下、一部抜粋)

イベントに使う景品の勘定科目を仕訳する場合には、主に次のことを考えて決定します。

  1. イベントの目的
  2. 会費の有無
  3. 配布相手別

これらのことを踏まえた上で諸条件を考え合わせると、イベントに使う景品の勘定科目は、主に次の5つに分類することができます。

交際費

企業が顧客や取引先などを招待してイベントを行った場合、そこで配られる景品は「交際費」として処理されます。

この場合の「交際費」の概念とは、国税庁が定義する「取引先や事業に関係するものに対する接待や贈り物に関する費用」というものによって分類しています。

>>参考/国税庁ホームページ【No.5265 交際費等の範囲と損金不算入学の計算】

さらにその「贈り物」の金額が、概ね1人あたり5000円を超える場合に適用されると考えられます。

これは「接待費」を経費計上できる金額が、企業の資本金規模により上限が決められているための措置と考えてくだい。

理論上は金額がいくらでも交際費に勘定科目を仕訳すること自体は可能ですが、税法上は上限額が決められているため、それを越えた金額に関しては企業の経費として認めれれないという点に注意が必要です。

つまり、カレンダーやボールペンなど、イベントで配る景品が少額な物の場合は、他の勘定科目として計上した方が「交際費」の枠を使わずに済むという理屈になります。

勘定科目「交際費」の一例

取引先の接待を目的に開催したゴルフコンペで、豪華な景品を用意した場合

宣伝広告費

企業PRなどで不特定多数の参加者に、自社のPR目的で配布する景品の勘定科目は「宣伝広告費」として処理します。

この場合注意すべき点は「不特定多数に配る」「PR目的の景品」という部分です。

仮にPRイベントだとしても、参加者が取引先や顧客に限定された高額景品配布の場合は、先の「交際費」となります。

また、不特定多数に配布した場合でも、高額商品ではなく、自社PRを目的としない景品ならば、後述の「備品消耗品費」として処理することもできます。

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補足

特記事項なし