発行可能株式総数とは

会社が発行できる株式数の上限を、発行可能株式総数といいます。

将来いくらまで資本金を増やしたいかを見越して決めます。

「発行可能株式総数」×「一株当りの金額」の金額と、設立時の資本金額との差額が、
将来、資本金として増資できる金額の上限となります。

発行可能株式総数についての留意点

発行可能株式総数は上限が決まっている

株式譲渡制限がある会社を「株式譲渡制限会社」(非公開会社)といい、株式譲渡制限のない会社のことを「公開会社」といいます。

株式を上場している公開会社は、発行可能株式総数が発行済株式総数の4倍を超えることはできません。
設立当初の会社のような非公開会社には、発行可能株式総数の上限はありません。総数を、1,000、10,000…といくらでも設定できます。

発行可能株式総数は大きくしておく方が良い

発行可能株式総数が少ないと、資本金の上限にすぐに達してしまい、増資の際は定款を変更しなければならなくなります。したがって、発行可能株式総数を大きくしておくことをおすすめします。設立時の資本金額の4倍~10倍にすることが実務的です。

「発行済株式総数は何株にした方が良いのだろうか?」

まず、この項目は、他の項目に比して、そもそも悩む必要がない項目です。

従来は、会社設立時の発行株式数の4倍がスタンダードでしたが、
今は、10倍がスタンダードです。

以下の3択から選んでください!

❶ 設立後、3年以内に、増資が断続的にありそう
→設立時の発行済株式総数の10倍

❷ 設立後、3年以内に、増資はなさそう
→設立時の発行済株式総数の4倍か10倍

❸ 以上の❶、❷が不透明
→ 保守的に、発行済株式総数の10倍