ホームページのことを語れば、本にして数冊の内容がありますが、ここでは対象を「私どものお客様」に限定し、やや厳密さを欠いてもわかりやすさを優先した説明をします。
また、「ホームページ」「hp」「サイト」は同じ意味と考えてください。
ホームページとSEOと見栄えとコスト
「私どものお客様」に限定すれば、以下の①②の視点から分類して語ることができます:
①集客用ホームページ
例えば、「ばく然と仕事の発注先を探している会社」や、「ばく然と転職先を探している方」を、ターゲットにするhpです。
例えば、グーグルやヤフーで、「川崎 税理士」とキーワード検索すると、検索結果の画面の最初の方(冒頭の方)に表示されるようにするhpのことです。
(このような仕組みは、「SEO対策」と呼ばれます。)
キーワード検索の結果、最初に表示されることは、営業上や求人上、圧倒的に有利になります。
しかし、、、そのようにhpを制作することは特別のノウハウを要するのでコストが高いこと、そのノウハウは日々進歩するので、保守費用(ランニングコスト)も相応に高いこと、がネックです。
ホームページを見てくださる方は「他のサイトと比較してみている」ことが前提になります。
ですので、自社をアピールするために、hp自体を見栄えがよく洗練されたものにすることになります。
更に、「SNSと連携させたり、YouTube を設定させたり、社長やスタッフのブログを組み込んでブログを更新したり、お店であれば予約システムを組み込んだり、通販サイトにするのであれば、決済システムを組み込んだりする」ことになります。
コストですが、完全オーダー品になりますので、ざっくり言って、制作コストは最低でざっくり100万円前後、ランニングコストはざっくり月3万円は、見ておく必要があります。
業者の中には、これより廉価な金額を提示するところもありますが、廉価な分、品質が下がることが少なくないようです。
②名刺代わり用hp、自己紹介用hp
例えば、「知人から紹介された、川崎幸UFT税理士綜合事務所なる事務所の詳細を知りたい方」という方をターゲットにするhpです。
例えば、グーグルやヤフーで、「川崎幸UFT税理士綜合事務所」「嶋矢公認会計士事務所」と固有名詞でキーワード検索をすると、他の事務所で同じ事務所名のところはないため、検索結果でフツウに表示されるhpのことです。
上の①集客用hp、と比較すると、キーワードが固有名詞に特定されるため、SEO対策は基本的には不要です。
上で述べた、「hpの見栄え」や「SNSと連携させたり、YOU TUBEを設定させたり、社長やスタッフのブログを組み込んでブログを更新したり、お店であれば予約システムを組み込んだり、通販サイトにするのであれば、決済システムを組み込んだりすること」などに、オリジナリティを求めないのであれば、低コストで実現できます。最近では、廉価又は無償で提供されているテンプレートと呼ばれるものを活用することで十分対応可能です。
したがって、コストをかけない方針であれば、コストは、ざっくり言って、制作費は(ドメイン代などで)2千円前後、ランニングコストは(レンタルサーバ代とドメイン代更新料などで)月500円前後で済みます。
しかし、実際には、このような品質のhpを廉価で請け負う業者がおり、その対応の丁寧さの違いで、コストも上下します。