「節税」と「おカネの回し方」のバランス感

本屋の税金のコーナーを覗いてみますと、「おカネを残すために節税!」を主張する本がたくさん並んでいます。

他方、「節税を目標にすると、おカネが不足するので、節税は悪!」と主張する本もあります。

どちらが正しいのでしょうか?

以上の双方とも、(本を売るための都合もあるのかもしれませんが)「節税しないことは悪 100%」「節税は悪 100%」と主張されておられます。

実務的には、その両方の要素をバランスよく取り込む、いわば「中庸」なスタンスがポイントと考えております。

「おカネを回す」ために、相応の資金=「借入金」が必要です。ただ、その「借入金」は、会社の業種、業態によって異なります。

  • 例えば、「建設業」で「下請業態」であれば、完成工事売上の入金の前に、仕入や外注者への支払が発生します。また、受注が毎期変動します。そのため、資金の心配が無用な程度に借入金を確保できる必要があります。
  • しかし、、、、例えば、「専門職」の「いわゆる一人会社」であれば、仕入や従業員への給与支払いは不要なため、「借入金」は、極端な場合、不要です。

そして、「借入金」が必要な場合、その水準、方法を考える際には、「帳簿上の利益を、当期に、次期に、どれくらい確保する必要があるか?」がポイントになります。

このような当たり前の助言ですが、特に、税理士チェンジのお客様には歓迎されています。