シニア起業の有利な点(Advantages)

これまでサラリーマンのキャリアを経て、ご退職され、そのままご退職後に起業される方が増えております。

いろいろ理由は考えられますが、基本的に若年の方より、以下の点で有利なことが多いです。

  1. 商売で一番大事なことは、売上の心配です(その後にヒトの心配、その後に事業自体の盛衰です)。
    サラリーマン時代に培った取引先とのコネクションが、売り先の確保に強みを発揮します。
  2. ITを活用して、一人でもビジネスを回すことが可能になっています。またITの発達で、使い勝手のよいサービスも廉価で利用できるものが増えております。
  3. 小口の注文を受けてくれる企業も増えてきているため、「自前で借金をして、設備投資をして起業する」必要がない方も少なくありません。
    政府の政策で、事業資金を借り入れ安い昨今ではありますが、「敢えて借入する必要もない」ということです。

上記1.に関しては、ですので、運営する事業は、一般消費者向けというよりは、法人向けのものが、成功する確率が高いようです。

上記2.に関しては、ITのサービスは日進月歩ですし、サラリーマン時代のPCのスキルで十分です。

上記3.に関しては、特に開発型の事業を起業される方も、「設計のみ自社でやり、試作・加工は外注の会社に委託する」方式で足りる場合もすくなくありません。